青空文庫 2012年-2013年の年間アクセス増分析
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カテゴリー:未分類 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年1月10日 |

XHTML版とテキスト版では、アクセスされる作品がかなり異なるということは、これまでも何回も書いているけれども、2012年-2013年のアクセス増率でも同じである。
その中で、堀辰雄「風立ちぬ」「菜穂子」、織田 作之助「夫婦善哉」が共通してランクインしているのは、映画・テレビの影響である。テキスト版の「レ・ミゼラブル」も同じく映画の影響だが、こうした長編はXHTML版ではちょっと読みづらいのであろう。
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青空文庫 2013年度新規公開作品の一日あたりアクセス数ランキング
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カテゴリー:電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年1月8日 |

2012年-2013年の年間アクセス増分析を行うにあたって、今回はまず2013年新規公開作品のXHTML版・テキスト版の一日あたりのアクセス数のランキングを紹介する。

2013年度新規公開作品で500位ランキングに入ったのはXHTML版で31作品、テキスト版で56作品と、2011年度、2012年度と比べて圧倒的に多い(2011年度:XHTML版8作品、テキスト版9作品、2011年度:XHTML版10作品、テキスト版10作品)。2013年度の新規公開作品数は646であったから、500位までのランクイン率はXHTML版4.8%、テキスト版8.7%となり、こちらの割合は2011年度、2012年度と比べてもはるかに高い(2011年度:1137作品公開、ランクイン率XHTML版0.7%、テキスト版0.8%、2012年度:730作品公開、ランクイン率XHTML版1.4%、テキスト版1.4%)

ランキング表を見ていただければ一目で分かるが、これは吉川英治作品の人気が高かったことによる。ランキングから言えば、2013年は吉川英治イヤーと言える。
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青空文庫’13/11月-’13/12月の月間アクセス増率分析
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カテゴリー:未分類 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年1月6日 |

12月のアクセス増は特に特徴がないように思える。しいてあげればXHTML版に季節ものと言える作品がランクインしていることであろうか。なかでも11月ランク外の太宰治「十二月八日」がXHTML版アクセス増率ランキング1位になったのは注目に値する。2010年以降、「十二月八日」が500位内に入っているのは、’10/08(222)、’10/12(293)、’11/12(2515)、’12/08(231)、’12/12(282)、’13/08(284)、’13/12(2612)である。2012年と2011年、2013年とでは、違う政治状況・世界情勢であることを示しているのかもしれない。

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