今年の話
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カテゴリー:未分類 | 投稿者:ten | 投稿日:2014年12月31日 |

 好きな詩人山之口獏で今年の幕をあけた青空文庫。獏さんの「詩とはなにか」を読み懐かしさでお腹が一杯になりながらも、当然別腹と、おせち料理を口にした私である。一年の計も何もないずぼらな私には、思いもよらない一年となった。その思いもよらない一年を漢字一文字のたとえると「会」

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著作権の保護期間の例外なき延長に反対する
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カテゴリー:青空文庫 | 投稿者:AOZORA TPP問題 | 投稿日:2014年12月27日 |
執筆者:藤田稔

私は、青空文庫の工作員もしておりますが、今回は実名で発言をさせていただきます。

青空文庫では、著作権の保護期間の延長に反対しており、私も延長には基本的に反対です。しかしながら、TPPの交渉結果では、延長される可能性も高いものと思います。そこで、青空文庫の趣旨を生かし発展させる為に、より現実的で広範な支持を集めやすい提言を行うことを提唱いたします。

私は、週刊金曜日の2014年11月21日号の投書欄に次の提言を発表しました。
(出版社に配慮して、雑誌の公刊後、1か月は重ねての発言を控えておりました。)

著作権の保護期間の例外なき延長に反対する

著作権の存続期間を著作者の死後50年から70年に延長することが、TPPの交渉事項になっており、議論を呼んでいる。私は存続期間の延長には反対であるが、百歩譲って延長自体は認めるとしても、その効果を以下に述べるように制限すべきであると考える。

延長を主張している者は、著作権の財産的価値を維持する為にコストをかけてきた者であろう。彼らは著作権を延長後にも主張していくであろう。ところが、そういった著作物の数は著作物全体の中で大きくはない。多くの著作物は公刊されていないし、公刊されても著作者の死後50年も経てば、多くは絶版・品切れの状態にある。さらに著作権の相続に際しては、相続すること自体が認識されていない結果、著作者の死後50年も経てば、多数の相続人の共有となっており、誰が著作権を相続しているか調査して著作物利用の許諾を得ることは不可能ないし莫大なコストがかかるものが大半であろう。こういった著作物の著作権者は、自分が著作権者であること自体、知らず、著作権行使など全く考えていないのが実情であろう。

こういった著作物でも著作権が消滅すれば、出版社が出版することもあるし、青空文庫のようなサイトで公開されることで、著作物が自由に広範に利用されることもあり、文化の発展に資するものとなっている。ところが著作権の存続期間の例外なき延長は、こういった著作物の利用まで、全て著作権侵害の烙印を押して抑圧するものであり、文化の発展を妨げるものと考える。

著作物の登録・公示制度を整備し、存続期間の延長の際には、登録・公示されない著作物の著作権は現行法の存続期間をもって消滅したとみなす措置を、法律で定めるべきであると考える。必要があれば国際条約でも交渉事項として提起すべきであろう。

いかがでしょうか。皆様のご意見をお伺いしたいと存じます。

2014年12月26日      藤田稔


ベアトリクス・ポッター『グロスターのふくやさん』
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カテゴリー:,電子書籍 | 投稿者:OKUBO Yu | 投稿日:2014年12月24日 |

こりゃ 1まい かがみでも 買って

ふくやを 2,3にん よんでみようか。

      ――リチャード3せい

 

 フリーダちゃん

 おとぎ話が 大すきだけど、 ねこんでいる あなたのために、 このお話を まるまる 作りました ―― まだ だれも 読んでいない 新しい お話です。

 このお話の いちばん ふしぎなところは ―― わたしが グロスターで 耳にした ほんとの話だと いうことです。 ふくやさんのこととか、 チョッキのこととか、 「糸が 足りない」のところとかはね!

 1901年 クリスマス

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青空文庫’14/10月-’14/11月の月間アクセス増率分析
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カテゴリー:電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年12月8日 |

10月の新規公開作品では、樋口一葉「たけくらべ」(新字旧仮名版)がXHTML版、テキスト版ともに1位であった。樋口一葉のほかの2作品「ゆく雲」「別れ霜」もXHTML版、テキスト版ともにランクインではあるが、その順位は異なる。XHTML版とテキスト版とで共通にランクインしているのは、13作品、約60%。共通でないのは、XHTML版でランクインの竹内浩三作品、テキスト版でランクインの北大路魯山人作品と薄田泣菫作品。

既存作品ではXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのはディケンズ「クリスマス・カロル」だけで、見事に分かれている。XHTML版がテレビ放送の影響を大きく受けているといえるが、この傾向がずっと続いてきたものかどうか、今月だけの傾向なのか、ちょっと分かりかねる。

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