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図書カード:No.215

作品名:溺れかけた兄妹
作品名読み:おぼれかけたきょうだい
著者名: 有島 武郎 

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作品データ

分類:NDC K913
初出:「婦人公論」1921(大正10)年7月
作品について:「あら大きな波が来てよ」と沖の方を見ていた妹が少し怖《こわ》そうな声でこういきなりいいましたので、私たちも思わずその方を見ると、妹の言葉通りに、これまでのとはかけはなれて大きな波が、両手をひろげるような恰好《かっこう》で押寄せて来るのでした。記憶の底に濃い陰影を刻む、夏の終わりに遭遇したできごと。
文字遣い種別:新字新仮名
備考:この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類:著者
作家名:有島 武郎
作家名読み:ありしま たけお
ローマ字表記:Arishima, Takeo
生年:1878-03-04
没年:1923-06-09
人物について:1878年3月4日、東京小石川水道町に生まれる。東北帝大農科大学で教鞭を執るかたわら、1910年「白樺」に同人として参加。『かんかん虫』『在る女のグリンプス』などを発表する。1916年、結核を病んでいた妻が死に、さらに父が亡くなったことから教鞭を辞し、本格的に文学生活に入る。『或る女』『カインの末裔』『生れ出づる悩み』などが代表作。1923年6月9日、人妻の波多野秋子と軽井沢の別荘浄月庵にて情死。
wikipediaアイコン有島武郎

底本データ

底本:一房の葡萄 他四篇
出版社:岩波文庫、岩波書店
初版発行日:1988(昭和63)年12月16日改版第1刷

底本の親本:一房の葡萄
出版社:叢文閣
初版発行日:1922(大正11)年6月

工作員データ

入力:鈴木厚司
校正:地田尚

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