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図書カード:No.983

作品名:半七捕物帳
作品名読み:はんしちとりものちょう
副題:03 勘平の死
副題読み:03 かんぺいのし
著者名: 岡本 綺堂 

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作品データ

分類:NDC 913
作品について:安政5年(1858)の年の暮のある朝、半七の妹お粂が常盤津の師匠文字清を半七の家に連れてきた。去る19日の晩、京橋の和泉屋で素人芝居忠臣蔵六段目の最中、早野勘平役を務めた和泉屋の息子角太郎が腹を切る場面で、舞台用の刀が本身の刀とすり替えられており、深手を負った挙げ句死んでしまったのである。文字清は「角太郎は実は私の子。刀をすり替えたのは今の和泉屋のおかみ」と主張するのだが…。(ぷんきゅのちち)

ぷんきゅのちちさんによる、より詳細な解説はこちら
wikipediaアイコン半七捕物帳
文字遣い種別:新字新仮名
備考:この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類:著者
作家名:岡本 綺堂
作家名読み:おかもと きどう
ローマ字表記:Okamoto, Kido
生年:1872-11-15
没年:1939-03-01
人物について:劇作家、小説家。本名は敬二、別号に狂綺堂。イギリス公使館に勤めていた元徳川家御家人、敬之助の長男として、東京高輪に生まれる。幼くして歌舞伎に親しみ、父の影響を受けて英語も能くした。東京府立一中卒業後、1890(明治23)年に東京日日新聞に入社。以来、中央新聞社、絵入日報社などを経て、24年間を新聞記者として過ごす。この間、1896(明治29)年には処女戯曲「紫宸殿」を発表。岡鬼太郎と合作した「金鯱噂高浪(こがねのしゃちうわさのたかなみ)」は、1902(明治35)年に歌舞伎座で上演された。江戸から明治にかけて、歌舞伎の台本は劇場付きの台本作家によって書かれてきたが、明治半ばからは、坪内逍遥ら、演劇界革新の担い手に新作をあおいだ〈新歌舞伎〉が台頭する。二世市川左団次に書いた「維新前後」(1908年)、「修禅寺物語」(1911年)の成功によって、綺堂は新歌舞伎を代表する劇作家となった。1913(大正2)年以降は作家活動に専念し、生涯に196篇の戯曲を残す。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物を原著でまとめて読んだのをきっかけに、江戸を舞台とした探偵小説の構想を得、1916(大正5)年からは「半七捕物帳」を書き始めた。
wikipediaアイコン岡本綺堂

底本データ

底本:時代推理小説 半七捕物帳(一)
出版社:光文社時代小説文庫、光文社
初版発行日:1985(昭和60)年11月20日

工作員データ

入力:tatsuki
校正:湯地光弘

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ファイルのダウンロード方法・解凍方法

関連サイトデータ

サイト名:The Complete 半七捕物帳
URL:http://www.alz.jp/221b/hanshichi.html

サイト名:綺堂事物
URL:http://kidojibutsu.web.fc2.com/

サイト名:半七捕物帳の世界
URL:http://www.eonet.ne.jp/~jujiro/mystery/mystery.index.htm

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