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図書カード:No.43659

作品名:大鵬のゆくえ
作品名読み:おおとりのゆくえ
著者名: 国枝 史郎 

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作品データ

分類:NDC 913
初出:「サンデー毎日」1925(大正14)年1月11日
文字遣い種別:新字新仮名
備考:この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類:著者
作家名:国枝 史郎
作家名読み:くにえだ しろう
ローマ字表記:Kunieda, Shiro
生年:1887-10-10
没年:1943-04-08
人物について:小説家。長野県茅野市生まれ。早大英文科中退。在学中自費出版した戯曲集「レモンの花の咲く丘へ」を契機に、劇作活動から朝日新聞記者を経て松竹座の座付作者となる。しかし、バセドー氏病に罹患し活動なかばで帰郷。各地を転居しながらの療養生活中、「講談雑誌」(博文館)に寄稿した連載時代小説「蔦葛木曽棧」(つたかずらきそのかけはし)(大正11年)執筆を機に小説へ転じる。複数の筆名を用い探偵小説なども手がける一方、奔放な空想力で描かれる時代小説は現代にいたる伝奇小説のさきがけとなる。とくに代表作と言われる「神州纐纈城」(しんしゅうこうけつじょう)(大正14年)は、陰惨怪奇、神秘的色彩の濃いその特異な作品世界が高く評価され、三島由紀夫からも「文藻のゆたかさと、部分的ながら幻想美の高さと、その文章のみごとさと、今読んでも少しも古くならぬ現代性とにおどろいた。(中略)その気稟の高さは比較を絶している」と絶賛された。(「三島由紀夫評論全集第1巻」新潮社 「文学論」より)作品集には、「国枝史郎伝奇全集」(7巻)未知谷、「国枝史郎伝奇文庫」(全28巻)講談社(絶版)。また大衆文学館(講談社)には、「神州纐纈城」「蔦葛木曽棧(上下)」「八ヶ嶽の魔神」の3作品が文庫本で収録されている。
wikipediaアイコン国枝史郎

底本データ

底本:銅銭会事変 短編
出版社:国枝史郎伝奇文庫27、講談社
初版発行日:1976(昭和51)年10月28日
入力に使用:1976(昭和51)年10月28日第1刷
校正に使用: 

工作員データ

入力:阿和泉拓
校正:湯地光弘

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