手紙

慶応三年八月二十三日 岡内俊太郎あて

坂本龍馬




参上仕、何か御咄可仕筈ニ御座候得ども、なにぶん気もちあしく、よわり居申候。然ニ佐々監察ニも申置度事も在之候得バ、御ひま御座候得バ、御出可下候。
いかゞ相願度。
謹言。
廿三日

佐々木三四郎様
御同宿

岡内俊太郎様
楳 拝首
左右





底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年8月17日作成
2011年6月17日修正
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