続 手紙

宛先き、年月日、未詳(推定、慶応二年五月下旬、お龍あて)

坂本龍馬




本の図
右の本を御こし可遣候。太刀のゑがかいてあるナリ。
やどにてかりてあるたんすのひきだしの下タのはしのひきだしに、白ラさや(鞘)たんとふ(短刀)がある。
御こし(つかはさるべく)候。
才谷梅太郎
謹付貴价(つつしんできかいにふし)申候。





底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本の目次では作品名が「慶応二年四月中旬」になっています。
※底本手紙写真のキャプションに、(土佐勤王志士遺墨集)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年11月11日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。




●表記について


●図書カード