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図書カード:No.42613

作品名:国文学の発生(第三稿)
作品名読み:こくぶんがくのはっせい(だいさんこう)
副題:まれびとの意義
副題読み:まれびとのいぎ
著者名: 折口 信夫 

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作品データ

分類:NDC 910
初出:「民俗 第四卷第二號」1929(昭和4年)年1月
作品について:この作品を含む以下の17作品は、「『古代研究』第二部 国文学篇」(大岡山書店、1929(昭和4)年4月25日発行)では以下の順で収録されている。(門田裕志)
 「国文学の発生(第三稿)」(旧字旧仮名
 「国文学の発生(第一稿)」(旧字旧仮名
 「国文学の発生(第二稿)」(新字旧仮名
 「国文学の発生(第四稿)」(新字旧仮名
 「短歌本質成立の時代」(新字旧仮名
 「女房文学から隠者文学へ」(新字旧仮名
 「万葉びとの生活」(新字旧仮名
 「万葉集の解題」(新字旧仮名
 「万葉集のなり立ち」(新字旧仮名
 「万葉集研究」(新字旧仮名
 「叙景詩の発生」(新字旧仮名
 「古代生活に見えた恋愛」(新字旧仮名
 「古代民謡の研究」(新字旧仮名
 「日本書と日本紀と」(新字旧仮名
 「相聞の発達」(新字旧仮名
 「日本文章の発想法の起り」(新字旧仮名
 「お伽草子の一考察」(新字旧仮名
※公開に至っていない場合は、リンクが機能しません。
文字遣い種別:旧字旧仮名
備考:この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類:著者
作家名:折口 信夫
作家名読み:おりくち しのぶ
ローマ字表記:Orikuchi, Shinobu
生年:1887-02-11
没年:1953-09-03
人物について:創作では釋迢空を使用。大阪の医師の家に生れるが、父親の放蕩により家計が傾く。苦労の末、東京の国學院大學へ進学し卒業後教鞭をとる。
民俗学者柳田国男に「沖縄行き」を勧められて、当地に残る古の「型」「もの」に感動し、なかなか東京へ帰らなかった。そこで得たことが民俗学者折口信夫の基礎となる。天性の文学的才能が加味し、折口は大胆にも「まれびと」「貴種流離譚」など、独自の言葉を駆使しその論文を発表。
最初、そうした言葉を心よく思わなかったのは、師の柳田国男である。しかし折口は柳田を生涯にわたり尊敬し続けた。
折口の興味は、民俗学に留まらず、国文学の発生にまで及んでいる。それらのほとんど「口術筆記」の形をとっていた。書き手(聞き手)は、折口の頭の回転の速さと独特の言い回しでついていくことに閉口したという。
生活能力に乏しい折口が公私共に信頼をおいていた弟子の藤井春洋を養子としたが、それは春洋本人は知らぬことであった。柳田国男が保証人であるその養子縁組を知ることなく、春洋は硫黄島へ出征してしまっていた。
間もなく折口の下へ春洋の訃報が届いた。今、折口は、遺言通り、春洋の故郷である能登の羽咋で春洋の隣に半分だけ眠っている。もう半分は、大阪の折口家代々の墓で眠っている。(まれびとプロジェクト)
wikipediaアイコン折口信夫

底本データ

底本:折口信夫全集 第一卷
出版社:中央公論社
初版発行日:1954(昭和29)年10月1日
入力に使用:1965(昭和40)年11月20日新訂版
校正に使用:1965(昭和40)年11月20日新訂版

工作員データ

入力:野口英司
校正:多羅尾伴内

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