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図書カード:No.45762

作品名:接吻
作品名読み:せっぷん
原題:ПОЦЕЛУЙ
著者名: チェーホフ アントン 

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作品データ

分類:NDC 983
作品について:宿営地で地元の名士からお茶に招待された将校たち。そのひとり、若く痩せた風采の上がらぬ主人公のリャボーヴィチは、招かれた邸で偶然若い女に接吻されるという幸運を得る。一大事件に遭遇したことを告白しても同僚たちは素気ない。運命に翻弄される主人公の歓喜と不安、絶望と期待が綯い交ぜになり、リャボーヴィチの妄想は広がるばかり。再び招待の話がきたのだが、リャボーヴィチのとった行動は? 彼を笑ってはいけない。運命とは何かを彼から学ばねばならない。(阿部哲也)
文字遣い種別:新字新仮名
備考:

作家データ

分類:著者
作家名:チェーホフ アントン
作家名読み:チェーホフ アントン
ローマ字表記:Chekhov, Anton
生年:1860-01-17
没年:1904-07-02
人物について:wikipediaアイコンアントン・チェーホフ

分類:翻訳者
作家名:神西 清
作家名読み:じんざい きよし
ローマ字表記:Jinzai, Kiyoshi
生年:1903-11-15
没年:1957-03-11
人物について:小説家・翻訳家・評論家。1903(明治36)年、東京牛込に生まれる。一高理科に入学し、堀辰雄を知って文学への関心が高まり、東京外国語露語科に転学。卒業後、北大図書館に勤めながら創作を志し、ソ連通商部を経たあと文筆生活に入る。ロシア語はもとよりフランス語にも長け、プーシキン、ツルゲーネフ、ガルシン、チェーホフ、ゴーリキー~バルザック、ジード、シャルドンヌらの諸作品を翻訳する。とくにチェーホフ作品は、その彫琢された文章によって名訳の誉れが高い。これらの業績から翻訳家として有名になったが、小説も寡作ながら「垂水」「灰色の眼の女」「少年」など、高踏的な凝った文体で書いた。応仁の乱を題材にした「雪の宿り」は自らの戦争体験を重ね合わせた歴史小説の逸品。博学で和洋の文学に造詣深く、「散文の運命」「チェーホフ試論」などの評論がある。1957(昭和32)年、舌癌により鎌倉で死去。享年53。
wikipediaアイコン神西清

底本データ

底本:チェーホフ全集 7
出版社:中央公論社
初版発行日:1960(昭和35)年6月15日
入力に使用:1976(昭和51)年9月16日改版第1刷
校正に使用:1980(昭和55)年5月20日再訂再版

工作員データ

入力:阿部哲也
校正:米田

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