行け! 私達自然の教徒よ
高く高く燃え燃ゆる自然の精霊の上へ
人間の生命の魂を
燃
天日の情熱に投げこんで
歌え、歌え、輝かせよ
(大地よ、ゆるぐべきものよ古哲の教授よ
何と皮相なよろこびなる
草ものびる、私も育つ
ああ、生長への伴奏よ
葬送への奏楽ぞ)
行け! 私達一切への戦士よ
異国のはるかにへだてし
露ぬるる
我等が人類への檄文を草せよ
社会の高塔に輝く存在の栄誉の
影を見事に
歌え、歌え、歓喜せよ
(墓場深く埋ずもれし祖先の屍は
今朽ち果てて
宇宙の心に帰ろうとする
魂ありしものの苦悶は
地上にありし時の
かなしき懺悔の苦戦である)