1998年1月28日
 青空文庫呼び掛け人の一人である長谷川集平さんは、絵本作家です。
「はせがわくんきらいや」というタイトルに、聞き覚えはありませんか?
 森永砒素ミルク事件を背景としたこの作品から、彼は絵本作家として歩みはじめました。

 何度かの出版社の倒産によって、絵本を読み手に届けられないという事態を体験した集平さんは、温羅書房(うらしょぼう)と名付けた出版社を仲間と起こしました。
 まず、「温羅書房の始まり」をクリックして、この会社の初心に触れてみて下さい。

 ところが先日、この温羅書房が倒産してしまいました。
 経営を委ねた友人の物事の進め方に、集平さんは大きな問題を感じています。
 ここに至る詳しい経緯は、「温羅書房倒産! 」をクリックして、集平さん自身から聞いて下さい。

 集平さんのウェッブページには、「シューへー・ガレージ掲示板」という書き込みコーナーがあります。
 温羅書房倒産の報告が集平さん自身によって行われてから、ここに集う人たちが〈絵本を出すこと〉、〈本を出版すること〉について話し合っています。ここをクリックすれば、その場にジャンプできます。
 最初の書き込みは、1月26日の「温羅書房ストーリー」。
 あなたがジャンプした時点では、もうこの書き込みは順送りで消えているかも知れ ませんが、すでに読んでいただいた「温羅書房倒産! 」はこれを転載したものです。

 かなうならあなたが、あなたの立場でなしうることに思いを巡らせて下さらんこと を。 (倫)



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