作品名: | 婚期はずれ |
作品名読み: | こんきはずれ |
著者名: | 織田 作之助 |
分類: | NDC 913 |
初出: | 「会館芸術」1940(昭和15)年11月号 |
作品について: | 戦前の大阪のおばちゃんが主人公。たよりない二人の息子の他、娘4人を抱えた床屋の未亡人は、娘達に来る縁談を、見栄から次々に断って、結局娘達は行き遅れてしまう。意固地な未亡人の言動で近所関係も悪くなる一方。これとにらんだ近所の若者に眼をかけてみるが、夜逃げされたり・・・夫を失って十年が過ぎ、末娘のお腹に子どもができてしまう。末娘は父なし子を生むことになるが、それをきっかけに家族のまとまりを得て、小説は最後を迎える。(いとうたかし) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
分類: | 著者 |
作家名: | 織田 作之助 |
作家名読み: | おだ さくのすけ |
ローマ字表記: | Oda, Sakunosuke |
生年: | 1913-10-26 |
没年: | 1947-01-10 |
人物について: | 大阪市南区生玉前町生まれ。1935年12月、青山光二、白崎礼三らと同人雑誌「海風」を創刊。1940年4月に、『夫婦善哉』をその「海風」に発表。改造社の第一回文芸推薦作品となる。1941年に満里閣より刊行された『青春の逆説』は発禁処分を受ける。他に『聴雨』『木の都』『世相』など。また、ラジオ・ドラマやシナリオも手がけ、1944年「映画評論」に掲載された脚本『四つの都』は、「還って来た男」(監督・川島雄三)として松竹で映画化されている。1946年8月、読売新聞に『土曜夫人』を連載開始。しかし喀血し中断。翌年1月10日、東京病院で死す。![]() |
底本: | 織田作之助全集 1 |
出版社: | 講談社 |
初版発行日: | 1970(昭和45)年2月24日 |
入力に使用: | 1970(昭和45)年2月24日第1刷 |
校正に使用: | 1970(昭和45)年2月24日第1刷 |
入力: | いとうたかし |
校正: | 小林繁雄 |
ファイル種別 | 圧縮 | ファイル名(リンク) | 文字集合/符号化方式 | サイズ | 初登録日 | 最終更新日 |
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