作品名: | 片山くんが行く |
作品名読み: | かたやまくんがいく |
著者名: | 森野 光 |
分類: | NDC 290 915 916 |
作品について: | 東京オリンピックの年1964年から海外旅行が自由化するのですが、まだまだ普通の日本人には海外はあこがれの対象でしか有りませんでした。1971年大阪の万国博覧会、70年安保の次の年、東京の下町から、海外無銭旅行に旅立った「片山くん達」がいました。 海外持ち出しの外貨に制限がまだあった頃です。そのときは500US$しか持ち出せませんでした。1$=¥360の時代ですから、約18万円です。しかし彼らにとって、それぞれ500$外国へ持ち出すことなど贅沢な話でした。学生アルバイトが、一日¥1000.くらいが相場の時18万ためることは、20才前後の青年には不可能とは言わないまでも、一年単位の準備期間が必要でした。 彼らは一年も、二年も待てません、2、3年たてばもう海外旅行など出かけられない年齢になるのです。とりあえず、「海外旅行」に出ることにしたのです。小田実の旅行記「何でも見てやろう」から10年たってました。 ヨーロッパのウエイターとか皿洗いの情報と、旅行記はペーパーバックで何冊も出版されていました。そのころの彼らの旅行を、メディアは、現地で「まとも」に暮らす駐在員とか大使館員に迷惑かける無謀な旅行「無銭旅行」とよびました。 |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
分類: | 著者 |
作家名: | 森野 光 |
作家名読み: | もりの みつる |
ローマ字表記: | Morino, Mitsuru |
人物について: | 1970年代初頭東南アジア、インドへ海外旅行、帰国後友人と海外格安航空券の会社を始める。スタートは1972年学生相手のチャーター便の販売から始まりました。このころは、割引航空券はまだ表の商品ではなく、得体の知れないブローカーらしき人たちが細々と売っていた状態でした。もちろん、旅行、航空業界からは鬼っ子扱いの商品でした。 1970年後半には「インドを歩く本」80年前半には「地球の歩き方.中国編」の制作にも加わったが、80年代からは格安航空券の販売に専念、70年代の「インドヒッピー旅行」シリーズに続き、ダイヤモンドビック社との共同企画で、「中国自由旅行」「ベトナム自由旅行」「北朝鮮自由旅行」を始める。 そのときの20年以上にわたる経験を元に、現場の臨場感あふれる「トラベルメイト95」「トラベルメイト98」を書き上げる。現在そのバージョンアップ版「トラベルメイト2000」を執筆中。 これ以外にも旅行記「片山君が行く」「田森君は西へ」の、@ニフティのフォーラムで連載中。 |
入力: | 森野光 |
ファイル種別 | 圧縮 | ファイル名(リンク) | 文字集合/符号化方式 | サイズ | 初登録日 | 最終更新日 |
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HTMLファイル | なし | http://travelmate.jp/katayama.htm | JIS X 0208/ShiftJIS | 0 | 2000-05-27 | 2015-05-27 |
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