| 作品名: | 十歳以前に読んだ本 | 
| 作品名読み: | じっさいいぜんによんだほん | 
| 副題: | ――明治四十五年六月『少年世界』の為に―― | 
| 副題読み: | ――めいじよんじゅうごねんろくがつ『しょうねんせかい』のために―― | 
| 著者名: | 坪内 逍遥 | 
| 分類: | NDC 916 | 
| 文字遣い種別: | 新字旧仮名 | 
| 備考: | 
| 分類: | 著者 | 
| 作家名: | 坪内 逍遥 | 
| 作家名読み: | つぼうち しょうよう | 
| ローマ字表記: | Tsubouchi, Shoyo | 
| 生年: | 1859-06-22 | 
| 没年: | 1935-02-28 | 
| 人物について: | 岐阜県加茂郡太田宿生まれ。父は代官所手代だったが、母は芸術好きの商人の子で、小さい頃から本やお話に親しんだ。名古屋に一家で移住してからは貸本屋や劇場に赴き、芸術への関心を深めていく。入学した愛知英語学校で初めてシェイクスピアに触れ、感銘を受ける。1883(明治16)年東京大学文学部卒業後、東京専門学校(現早稲田大学)の講師となり、翌年「ジュリアス・シーザー」の浄瑠璃風翻訳「該撒奇談 自由太刀余波鋭鋒」を出版。また1885(明治18)年「小説神髄」を書き、江戸時代の怪奇風で勧善懲悪式の物語作法を批判し、人間の感情や物事をありのままに描写する小説 novel を提唱する。そしてその理論の実践として「当世書生気質」を発表、1891(明治24)年には「早稲田文学」を創刊した。関連して同年から翌年にわたって森鴎外と没理想論争を繰り広げたこともあった。また演劇にも熱心で、文芸と同じく論文や「桐一葉」などの実践的脚本をものし、1909(明治42)年改組された文芸協会の責任者となってシェイクスピアを上演するなど演劇革新に取り組んだ。1928(昭和3)年には「沙翁全集」全40巻の完訳を果たし、1933(昭和8)年から原語の品位風味を活かした現代語訳を目的とする「新修シェークスピヤ全集」全40巻を刊行した。近代文芸の基礎を作った功績は大きく、また英国の文豪シェイクスピアを日本に紹介したことも評価してしすぎることはない。(大久保ゆう)  「坪内逍遥」 | 
| 底本: | 日本の名随筆36 読 | 
| 出版社: | 作品社 | 
| 初版発行日: | 1985(昭和60)年10月25日 | 
| 入力に使用: | 1991(平成3)年9月1日第10刷 | 
| 底本の親本: | 逍遥選集 第十二巻 | 
| 出版社: | 第一書房 | 
| 初版発行日: | 1977(昭和52)年10月 | 
| 入力: | 渡邉つよし | 
| 校正: | 門田裕志 | 
| ファイル種別 | 圧縮 | ファイル名(リンク) | 文字集合/符号化方式 | サイズ | 初登録日 | 最終更新日 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
|  テキストファイル(ルビあり) | zip | 3609_ruby_3800.zip | JIS X 0208/ShiftJIS | 3540 | 2001-09-12 | 2005-01-28 | 
|  .bookファイル | なし | 3609.book | JIS X 0208/ShiftJIS | 16023 | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 
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