作品名: | 死生に関するいくつかの断想 |
作品名読み: | しせいにかんするいくつかのだんそう |
原題: | BITS OF LIFE AND DEATH |
著者名: | 小泉 八雲 |
分類: | NDC 934 |
作品について: | 「東の国から」(Out of the East, 1895)の第5の作品。熊本・五高勤務時代に書かれた。7つのエピソードは、熊本第二の家である、坪井のハーン邸での出来事や見聞として描かれている。その実証研究として、当時五高生だった木下順二も調査を手伝った丸山学・小泉八雲新考(講談社学術文庫ほか)がある。 八雲ゆかりの地蔵尊はいまも優しく、信仰を集めている。恋人と冥土への約束をしながら生き延びた男と貧しい一家、体面と名誉のための復讐……生と死をめぐる出来事の奥にある日本人の精神の「粘土」に触れて、内面を解き明かす。市井の人々のためいきや悲しみを丹念に観察して、ハーンのインクはなぜそうなる(振る舞う)のかに注がれる。 本作品のタイトルを「死生に関するいくつかの断想」として、先行訳の「生と死の断片」などと違えたのは、この作品が民俗学的視点を色濃く持っており、また、原タイトルにある"life and death"が、民俗学などの術語として「通過儀礼」とされることがあるためである(丸山・前掲書など)。ただ「通過儀礼」としたのでは広すぎるので、あえてニュアンスを残そうとしたものである。(林田清明) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
分類: | 著者 |
作家名: | 小泉 八雲 |
作家名読み: | こいずみ やくも |
ローマ字表記: | Koizumi, Yakumo |
生年: | 1850-06-27 |
没年: | 1904-09-26 |
人物について: | 「小泉八雲」 |
分類: | 翻訳者 |
作家名: | 林田 清明 |
作家名読み: | はやしだ せいめい |
ローマ字表記: | Hayashida, Seimei |
入力: | 林田清明 |
校正: | 富田倫生 |
ファイル種別 | 圧縮 | ファイル名(リンク) | 文字集合/符号化方式 | サイズ | 初登録日 | 最終更新日 |
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テキストファイル(ルビあり) | zip | 52335_ruby_41383.zip | JIS X 0208/ShiftJIS | 15679 | 2010-11-04 | 2019-03-01 |
XHTMLファイル | なし | 52335_41384.html | JIS X 0208/ShiftJIS | 34706 | 2010-11-04 | 2019-03-01 |
サイト名: | 海城の詩 |
URL: | http://www.geocities.jp/kaijyonouta/index.html |
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