作品名: | 栄養学小史 |
作品名読み: | えいようがくしょうし |
原題: | A Short History of Nutritional Science |
著者名: | カーペンター ケニス・J |
分類: | NDC 498 |
作品について: | 栄養学は範囲が広く、研究の方向も食物(化学、分析学)、その体内における代謝(生理学、生化学)、病気との関係(臨床医学、疫学)などからなっている。このうちで病気との問題は解決されないことが多い。例えば肥満の問題はB.C.7世紀ごろから論じられていて、Diet(食養生)はギリシャ医療で最重視された。よく知られているように、これは現在も解決されていない重要問題である。古代からの栄養学の歴史をすべて述べることは不可能なのでラヴォアジエの化学革命以降の食物および代謝を中心とする栄養学を、アメリカ栄養学会がカーペンター教授に依頼して書かれた論文を、自由な使用を許可されているのでここに紹介する。(水上茂樹) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
分類: | 著者 |
作家名: | カーペンター ケニス・J |
作家名読み: | カーペンター ケニス・ジェー |
ローマ字表記: | Carpenter, Kenneth J. |
生年: | 1923 |
人物について: | Kenneth J. Carpenter はイギリス出身の栄養学者でありカリフォルニア大学の名誉教授である。彼は栄養史家としても著名であり、The History of Scurvy and Vitamin C、Protein and Energy: A Study of Changing Ideas in Nutrition、Beriberi, White Rice and Vitamin B: A Disease, a Cause, and a Cure を刊行していており、最初にあげた壊血病とビタミンCの歴史は日本語訳(北大出版会)で読むことができる。(水上茂樹) |
分類: | 翻訳者 |
作家名: | 水上 茂樹 |
作家名読み: | みなかみ しげき |
ローマ字表記: | Minakami, Shigeki |
人物について: | 大恐慌の申し子(1930年生まれ)。最初の確かな記憶は1936年2月26日の大雪。小学校、中学校の記憶は軍事教練、勤労動員、家と学校の焼失、飢餓であって勉強でもクラブ活動でもない。医学生になり英語の医書を求めて日比谷の占領軍図書館に行きシゲリストの本に出会う(1949)。シゲリストの影響で医学史とソヴィエット医学に興味を持つようになる。栄養失調をみてきたので卒業後は栄養学を専攻したが結局は赤血球や白血球などの生化学の研究を行った。1961年にフィラデルフィア(フォートラン発祥の地)に居たときにコンピュータに興味を持った。大学紛争初期(1967)に発端となった大学から福岡の大学に移り26年間を生化学の教育と研究で過ごした。定年後に移った私立大学ではまず1995年頃に外に通じないウェブを作り、インターネット網に繋がってからは図書館に公開してもらっている(貝原益軒アーカイブなど)。2000年にここも定年となり別の私立大学で2006年まで栄養学科新設に協力した。ここでは米国栄養学雑誌に連載されていた栄養学小史を翻訳し大学ウェブで公開してもらっている。その後は晴耕雨読の生活で半世紀以上前に興味を持った医学史関係の文献を対訳の形で個人ウェブに公開している。(水上茂樹) |
校正: | 大久保ゆう |
ファイル種別 | 圧縮 | ファイル名(リンク) | 文字集合/符号化方式 | サイズ | 初登録日 | 最終更新日 |
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テキストファイル(ルビなし) | zip | 57318_txt_58138.zip | JIS X 0208/ShiftJIS | 3138592 | 2015-12-24 | 2015-12-24 |
XHTMLファイル | なし | 57318_58139.html | JIS X 0208/ShiftJIS | 169437 | 2015-12-24 | 2015-12-24 |
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