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図書カード:No.731

作品名:聖三稜玻璃
作品名読み:せいさんりょうはり
副題:02 聖三稜玻璃
副題読み:02 せいさんりょうはり
著者名: 山村 暮鳥 

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作品データ

分類:NDC 911
作品について:1915(大正4)年、室生犀星の主宰する人魚詩社から刊行。全35編。「小生は今の文壇乃至思想界のためにばくれつだんを製造してゐる」と著者自ら語った第二詩集。当時の詩壇を驚愕させ、「或る日自分は卒倒した」(自伝)というほどの悪評と痛罵に見舞われる。研ぎ澄まされた感覚のプリズム、屈折したイメージは哀しく美しく、かつ痛ましい。『青空に』『曼陀羅』などの傑作の他、<いちめんのなのはな>で有名な『風景』が収められている。暮鳥のひらがな遣いのうまさも随所に光る詩集である。(泉井小太郎)

「「聖三稜玻璃」にんぎよ詩社」には、以下の諸篇がおさめられています。
 「01 聖ぷりずみすとに與ふ」(旧字旧仮名) 室生犀星
 「02 聖三稜玻璃」(旧字旧仮名) 山村暮鳥
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文字遣い種別:旧字旧仮名
備考:

作家データ

分類:著者
作家名:山村 暮鳥
作家名読み:やまむら ぼちょう
ローマ字表記:Yamamura, Bocho
生年:1884-01-10
没年:1924-12-08
人物について:1884(明治17)年、群馬県榛名山麓の棟高村(現群馬町)に生まれる。本名、土田八九十。築地の聖三一神学校時代に文学に開眼、卒業後伝道師となって秋田、仙台、水戸等を転任、詩と宗教活動に没頭。先鋭な感覚表現で注目をあび、朔太郎・犀星らと「卓上噴水」「感情」で交流。第二詩集『聖三稜玻璃』の悪評、結核、失職、流浪と、不遇の日々を送る中で詩や童話・童謡を創作、人道的な作風を経て、晩年は温かい自然賛歌を平易な言葉で綴った。1924(大正13)年40歳で没。代表作に詩集『風は草木にささやいた』『雲』、童話集『ちるちる・みちる』などがある。(泉井小太郎)
wikipediaアイコン山村暮鳥

底本データ

底本:山村暮鳥全集 第一巻
出版社:筑摩書房
初版発行日:1989(平成元)年6月9日

底本の親本:聖三稜玻璃 特製
出版社:人魚詩社
初版発行日:1915(大正4)年12月10日

工作員データ

入力:泉井小太郎
校正:富田倫生
校正:泉井小太郎

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