作品名: | 鞄らしくない鞄 |
作品名読み: | かばんらしくないかばん |
著者名: | 海野 十三 |
分類: | NDC 913 |
作品について: | 「海野十三全集」(三一書房)の解題によると、「鞄らしくない鞄」は、烏啼天駆シリーズの一作とされている。烏啼天駆シリーズは、八作あるとされていて、その内訳は、 1 「奇賊は支払う」烏啼天駆シリーズ・1 2 「心臓盗難」烏啼天駆シリーズ・2 3 いもり館(全集未収録、青空文庫未着手) 4 「奇賊悲願」烏啼天駆シリーズ・3 5 「鞄らしくない鞄」 6 「暗号の役割」烏啼天駆シリーズ・4 7 剥製動物異変(全集未収録、青空文庫未着手) 8 「すり替え怪画」烏啼天駆シリーズ・5 であり、青空文庫では全集収録時に代表作として選ばれた五作にシリーズ名と通し番号を副題として付けている。「鞄らしくない鞄」は全集ではシリーズとして扱われていないので、副題は付けていない。 |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
分類: | 著者 |
作家名: | 海野 十三 |
作家名読み: | うんの じゅうざ |
ローマ字表記: | Unno, Juza |
生年: | 1897-12-26 |
没年: | 1949-05-17 |
人物について: | 日本におけるSFの始祖となった小説家。本名は佐野昌一。徳島市の医家に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家としてデビュー。以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残した。太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受ける。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、盟友小栗虫太郎の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごす。筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布している。丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆している。 「海野十三」 |
底本: | 海野十三全集 第13巻 少年探偵長 |
出版社: | 三一書房 |
初版発行日: | 1992(平成4)年2月29日 |
入力: | tatsuki |
校正: | 原田頌子 |
ファイル種別 | 圧縮 | ファイル名(リンク) | 文字集合/符号化方式 | サイズ | 初登録日 | 最終更新日 |
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