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図書カード:No.52528

作品名:簡約医学史
作品名読み:かんやくいがくし
原題:A CONCISE HISTORY OF MEDICINE
著者名: オスラー ウイリアム 

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作品データ

分類:NDC 490
作品について:「簡約医学史」(1919)はウィリアム卿が肺炎で死去した年に刊行されたもので、大きな字体で66ページの小冊子であり序文が無いので著作の意図や経緯は不明である。版権がエンサイクロペディア・アメリカーナ1919とあるので百科事典のために執筆されたものではないだろうか。従って引用文献は全く無いし医学史と言うよりは一般人も理解できる医学概論である。医学史に相当する部分は最初の一部だけで短く、かなりはその頃に重要だった伝染病の話であり、最後に治療法一般についての彼の考えが判りやすくまとめらている。ホメオパシーの理論そのものは認めていないが、無効な薬の大量使用に反対した点など果たした役割を認めている。栄養、運動、精神療法などの自然療法を重視している。短いが診断と治療についての彼の考え方を知ることができる。(水上茂樹)

訳者による、作品の解説と著者の紹介はこちらへ。
対訳、英文、原著も、こちらで参照できます。
文字遣い種別:新字新仮名
備考:

作家データ

分類:著者
作家名:オスラー ウイリアム
作家名読み:オスラー ウイリアム
ローマ字表記:Osler, William
生年:1849-07-12
没年:1919-12-29
人物について:ウィリアム・オスラー卿(1849‐1919)の伝記はシゲリストの「偉大な医師たち」にもあり、彼はカナダ、アメリカ、イギリスを代表する名医であり医学教育者である。日本でも講演集「平静の心」や彼の名前がついた病気によってよく知られている。臨床医であるだけでなく研究を重視して血小板を最初に記載した一人であり「内科学の原理と実際」(1891)は広く愛用され16版(1947)を重ねた。彼は愛書家であり医学の古典を集めアメリカに医学史研究を導入し医学史学会を作って第一回の会長になった。わが国ではあまり読まれていないので最晩年の著書である「簡約医学史」(1919)と「近代医学の興隆」(1921)の2冊を登録する。(水上茂樹)
wikipediaアイコンウイリアム・オスラー

分類:翻訳者
作家名:水上 茂樹
作家名読み:みなかみ しげき
ローマ字表記:Minakami, Shigeki
人物について:大恐慌の申し子(1930年生まれ)。最初の確かな記憶は1936年2月26日の大雪。小学校、中学校の記憶は軍事教練、勤労動員、家と学校の焼失、飢餓であって勉強でもクラブ活動でもない。医学生になり英語の医書を求めて日比谷の占領軍図書館に行きシゲリストの本に出会う(1949)。シゲリストの影響で医学史とソヴィエット医学に興味を持つようになる。栄養失調をみてきたので卒業後は栄養学を専攻したが結局は赤血球や白血球などの生化学の研究を行った。1961年にフィラデルフィア(フォートラン発祥の地)に居たときにコンピュータに興味を持った。大学紛争初期(1967)に発端となった大学から福岡の大学に移り26年間を生化学の教育と研究で過ごした。定年後に移った私立大学ではまず1995年頃に外に通じないウェブを作り、インターネット網に繋がってからは図書館に公開してもらっている(貝原益軒アーカイブなど)。2000年にここも定年となり別の私立大学で2006年まで栄養学科新設に協力した。ここでは米国栄養学雑誌に連載されていた栄養学小史を翻訳し大学ウェブで公開してもらっている。その後は晴耕雨読の生活で半世紀以上前に興味を持った医学史関係の文献を対訳の形で個人ウェブに公開している。(水上茂樹)

底本データ

工作員データ

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htmlアイコン HTMLファイル なし http://www.geocities.jp/minakami30jp/cmh/jcmh.html JIS X 0208/ShiftJIS 0 2011-01-10 2011-01-10
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