――常用漢字・教育漢字・人名用漢字・当用漢字――
2001年1月17日 青空文庫作業用に暫定版作成。
2001年2月1日 一般公開版作成。
2001年3月2日 「当用漢字表」と「当用漢字字体表」の「ファイル作成者注記」を修正。
2001年3月28日 「当用漢字表」に、初出である「官報」の画像を付加。
2001年6月17日「当用漢字表」に、後の正誤訂正内容を反映。
2002年11月4日 馬場 肇さんの御教示、矢野啓介さんの御指摘を得て、「人名用漢字」リストに誤って収録していた「凛」(区点コード:49-59)を、「凜」(84-05)に訂正。
青空文庫
各種漢字表に盛り込まれた文字種を、データ化しました。
あわせて、「当用漢字表」「当用漢字字体表」を、ファイルにまとめました。
常用漢字
「一般の社会生活における、現代国語表記上の漢字使用の目安」として、1981年10月1日に内閣告示された、「常用漢字表」に盛り込まれた1945字。
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教育漢字
「小学校の各学年で教えるべきもの」として、「小学校学習指導要領」の付録、「学年別漢字配当表」に盛り込まれた漢字。俗に「教育漢字」とも。
1958年の制定以来、1968年、1977年、1989年の追加・改訂を経て、現在は1006字となっている。
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(コード順に配列してあります。)
人名用漢字
「常用漢字表に掲げる漢字、片仮名または平仮名に加え、子供の名前に用いることのできる文字」として定められた漢字。
1951年の内閣告示以来、1976年、1981年、1990年、1997年の追加・改訂を経て、現在は285字となっている。
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※1997年に追加された「琉」を欠き、284字を示したデータが多くみられる。
※「熙」(区点コード:84-06)とすべきところに、誤って「煕」(63-70)を入れているデータがある。
※2002年11月3日まで、このページで提供していたリストには、「凜」(区点コード:84-05)を「凛」(49-59)とする誤りがあった。
当用漢字
「一般社会で使用する漢字の範囲を示すもの」として、1946年1月16日に内閣告示された、「当用漢字表」に盛り込まれた1850字。
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(「当用漢字表」そのものではなく、「当用漢字字体表」に示し直されたものをリストアップし、部首・画数順に配列してあります。)
※「当用漢字表」には読みは示されておらず、簡易字体の採用も一部にとどまっていた。そこで、1948年には「当用漢字音訓表」、1949年には「当用漢字字体表」が告示され、音訓や字体が明確に示し直された。
※「当用漢字表」において、いわゆる康煕字典体で示されていた文字の多くが、「当用漢字字体表」では、簡易字体に置き換えられた。「当用漢字」として示すべき字体は、「当用漢字字体表」によるべきであり、本データもこの方針でまとめた。
常用漢字と当用漢字の差分(おまけ)
差分をダウンロードする。
(コード順に配列してあります。)
※当用漢字に、本リストに示す差分、95字を加えたものが、常用漢字の文字種である。
※当用漢字の「燈」は、常用漢字では「灯」に字体をあらためられた。
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