’18/11月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしている作品は6つと、かなり多い。三木清の「人生論ノート(新字新仮名版)」、「人生論ノート(旧字旧仮名版)」、ツルゲーネフの「あいびき」、太宰治の「地球図」、「織田君の死」、ディケンズの「クリスマス・カロル」。
これら作品のアクセス増は珍しく原因を推定することができた。三木清の「人生論ノート」はNHK Eテレの「100分で名著」で11月に放送されたため、ツルゲーネフは11/09が生誕200年だったため。太宰治の「地球図」は、10月31日NHK Eテレ放映の「又吉直樹のヘウレーカ!『僕はどこからきたのですか?』」で切支丹屋敷跡から発見された骨がシドッチ宣教師の骨であり、太宰治の「地球図」はシドッチ宣教師が主人公であることが放映されたため。
なお、太宰治「織田君の死」は大久保ゆう@bsbakeryさんがこの作品の2017年のアクセス増について11月1日にツィートされていたためだったろうか。また、ディケンズの「クリスマス・カロル」は毎年11月、12月にアクセスが増加している定番である。