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私が、富田さんと初めてお会いしたのは、今から十年以上前の青空文庫のオフ会だった。「オフ会」というもの珍しさに惹かれ、新橋までやってきた田舎者の私は、道に迷いミーティングに遅刻した。遅刻者の常で、ドアを開けると一斉に二十数人の視線を浴びた。私は、どぎまぎして空いた席を見渡したが、どこに座ったらいいのかと迷う必要はなかった。席は一つしか残っていなかったのだから。残り物に福があるはずである。確かに、福だった? 富田さんの隣だったのだから。
私が、富田さんと初めてお会いしたのは、今から十年以上前の青空文庫のオフ会だった。「オフ会」というもの珍しさに惹かれ、新橋までやってきた田舎者の私は、道に迷いミーティングに遅刻した。遅刻者の常で、ドアを開けると一斉に二十数人の視線を浴びた。私は、どぎまぎして空いた席を見渡したが、どこに座ったらいいのかと迷う必要はなかった。席は一つしか残っていなかったのだから。残り物に福があるはずである。確かに、福だった? 富田さんの隣だったのだから。
今月は、7/20に公開された宮崎駿「風立ちぬ」の原作の一つ、堀辰雄「風立ちぬ」が予想通り、XHTML版とテキスト版のアクセス・ランキングで1位になったことが第一の話題である。また、予想されていなくて、カフカ「変身」にアクセスが多かったも注目に価する。カフカ「変身」はNHKテレビの「100分で名著」で2012年5月に取り上げられているのだから、今月にアクセスが増えた原因とは思えない。再放送されたということもキャッチできない。
今月のアクセス増率のランキングに入っているそのほかの作品の多くも、ちょっと理由は浮かばない。これはいつものことなので、もし思い当たる人があったら、コメントにでも記入してもらいたい。
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こんにちはこんにちは先頃第2巻が発売され第1巻はなんと15万部を越えたとかいうマンガ雑誌「月刊ヤングエース」(角川書店刊)に連載中『文豪ストレイドッグス』(原作:朝霧カフカ/作画:春河35)から青空文庫への導線を引いてみようとする記事を今月も別にこれといって投稿を期待されないながらも書いてみますよー。
ヤングエースの本編では表紙になるとともに第2巻の続きとして敦くんと鏡花ちゃんがデートなんぞしておりますが、それはさておき第2巻の話と話のあいだ幕間的なページにはついに各登場人物のプロフィール設定が小出し公開になっているじゃありませんかっ!