【凡例】
修正:▲草稿→修正▼
削除:▲削除→▼
加筆:▲→加筆▼
▲→6 ブタとコショウ▼
’14/12月のアクセスランキングが公開されていないので、今月の既存作品のアクセス増率分析は、2014/11月と2015/01月との比率になる。XHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは正岡子規「病牀六尺」、折口信夫「死者の書」、岡倉覚三「茶の本04茶の本」、九鬼周造「「いき」の構造」。
1月の新規公開作品では、野村あらえびす「楽聖物語」(新字旧仮名版)がXHTML版、テキスト版ともに1位であった。銭形平次捕物控で知られる野村胡堂の音楽評論家としての作品である。主な内容は、ヘンデルからドビッシーにいたる17人の生涯と作品・レコード評で構成されている長編である。えあ草紙による1ページ=500字の換算で約394ページとなる長編で、普通では1日で読める文章量ではないので、XHTML版の場合、アクセス数471は471人が読んだということにはならないのだが、とりあえず1位ではある。
XHTML版とテキスト版とでアクセスされる作品が異なっている様子が2013年-2014年のアクセス増率でもみられた。アクセス増率ランキング15位までで共通なのはアンデルセン「雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語」と夏目漱石「それから」(新字新仮名版)だけである。
ランクインしている作品名を見ると、XHTML版のほうがその時々の話題に沿った作品があるようだ。
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2014年度新規公開作品で500位ランキングに入ったのはXHTML版で6作品、テキスト版で14作品と、2013年度(XHTML版8作品、テキスト版9作品)と比べて大幅に減り、2011年度、2012年度並に戻った(2011年度:XHTML版8作品、テキスト版9作品、2011年度:XHTML版10作品、テキスト版10作品)。やはり、2013年は吉川英治作品のビッグイヤーであったのだった。
2014年度の新規公開作品数は547だから、500位までのランクイン率はXHTML版1.1%、テキスト版2.6%となり、2012年度と同じ程度である(2011年度:1137作品公開、ランクイン率XHTML版0.7%、テキスト版0.8%、2012年度:730作品公開、ランクイン率XHTML版1.4%、テキスト版1.4%、2013年度:647作品公開、ランクイン率XHTML版4.8%、テキスト版8.7%)。