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怪談の名作は古典に多い。つまり、青空文庫収録のものが多いことになる。暑くなるにはもう少し間があるけれど、怪談というもののレビューとともに“怪談”そのものを少し考えてみる。
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怪談の名作は古典に多い。つまり、青空文庫収録のものが多いことになる。暑くなるにはもう少し間があるけれど、怪談というもののレビューとともに“怪談”そのものを少し考えてみる。
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有名なのは「顎十郎捕物帳」「キャラコさん」のあたりだろう。「顎十郎捕物帳」(24本の短編からなる)は時代劇ながら本格推理を味わえる珍しい作品群。「キャラコさん」に出て来るキャラクターは、太平洋戦争間近の世相にあって、生き生きとしていて、そして力強い。
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魯山人の書いたものを入力していると、どうもこの人、多彩な才能を持って生まれてきた人らしく、ほぼ独学で、いろいろなことを極めているようである。ただ、文章はそれほどのものでもなく(残念ながら)、またきちんと下調べをしないので、うっかりミスをすることもあるようだ。
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「美味しんぼ」の中のキャラクター、海原雄山は、北大路魯山人の孫弟子として、設定されている。「美味しんぼ」は、雑誌連載当時、単行本3巻くらいまでをよく読んだ。ので、内容というネタをよく覚えている。その上で、北大路魯山人の入力をしていると、原作者は北大路魯山人からネタを拾っていたんだな、と思った。
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話がどんどん逸れて申し訳が立たないのですが、前回、中公版「チェーホフ全集」が、基本的に神西清が中心となって、原卓也、池田健太郎の二者を共訳者として仕上げられたことは書いたと思います。
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もう何年も前のこと、はじめて訪ねた友人の家で、不思議なものをごちそうになった。ざるにこんもりと盛られたそれは細くて茶色いものの集合体だった。さあ、食べてみて、これが何だかあててごらんなさい、と言われて数本を手にとる。
こんばんは。米田です。
最初の投稿からハヤ一月近く経とうとしています。あの調子を引き継いで、次の記事を書きかけたのですが、諸事情によりとどこーっています。その前に例の富田氏と、ツイッター上で「こういうことについて、書いてみませんか」みたいなやりとりがあって、なんていうか、青空文庫と関係あるようなないような微妙な文章をダラダラ書くのより、せっかくそんな「書いて下さい」ってゆって下さってる用件があるなら、そっち優先だろ常識的に考えて、というわけで、その二つについて、前のからちょっと飛ばして書こうと思います。
まず「チェーホフの手帖」について。
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XHTML版に続いてテキスト版のアクセスランキング500から、12/02-12/03のアクセス増率ランキング、単純アクセス増ランキングをそれぞれ20位まで。
毎月発表される青空文庫アクセスランキング(XHTML版、テキスト版)を見ていて、ふとオリコンの赤丸急上昇のようなものはできないかと思って、アクセスランキングの増加率の大きい作品をピックアップして、ツイッターにアップしてきました。aozorablogに招待されましたので、こちらにもアップします。
twitterではTwitpicで表計算ソフトの画像をアップしています。aozorablogでは、HTMLタグが使えることが分かりましたので、HTMLのTABLEを使ってみます。コピー&ペーストもできるようになります。
表の部分だけフォントを小さくできれば良いのですが、今のところその手段が分かりませんので、画像版と同じ列数だと画面をはみ出る大きな表が表示されてしまいます。それで、ここでは画像版から列を省略した形で表示することにしました。
まず、XHTML版のアクセスランキングからアクセス増率という指標でのランキングを載せます。
アクセス増率は、2012年3月のランキングであれば、(03月のアクセス数-02月のアクセス数)/02月のアクセス数の比率で計算しています。比率の計算にしているので、0で割ることのないよう、03月新規公開の作品は02月のアクセス数を1としています。02月がランク外の作品は、02月のアクセス数を500位のアクセス数-1として計算することにしています。
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