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前々年(2020年)公開作品でアクセス・ランキング500位に入ったのは、XHTML版3作品、テキスト版8作品。XHTML版とテキスト版で共通している作品は、江戸川乱歩「孤島の鬼」だけ。
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前々年(2020年)公開作品でアクセス・ランキング500位に入ったのは、XHTML版3作品、テキスト版8作品。XHTML版とテキスト版で共通している作品は、江戸川乱歩「孤島の鬼」だけ。
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2021年度新規公開作品で500位ランキングに入ったのはXHTML版でただ2作品、テキスト版で59作品。
2021年度の新規公開作品数は509だから、500位までのランクイン率はXHTML版0.4%、テキスト版11.6%で、2020年度のXHTML版0.2%、テキスト版6.3%より多くなった。XHTML版で新規公開作品が年間アクセスランキングにほとんど入らないのは相変わらずの傾向である。
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2020年-2021年のXHTML版とテキスト版のアクセス増率ランキングで15位までに共にランクインしている作品は、夢野 久作「ドグラ・マグラ」だけだった。アクセス増率でみると、XHTML版3位:アクセス増率2.18、テキスト版6位:アクセス増率0.34だが、アクセス数自体をみるとその他の作品を圧倒している。
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●’21/12月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4つ。寺田寅彦「柿の種」、森鴎外「うたかたの記」、太宰治「メリイクリスマス」、ディケンズ/森田草平訳「クリスマス・カロル」。
寺田寅彦「柿の種」の増加は、「88歳の米寿を迎えられた上皇陛下は、上皇后陛下とともに朝食の後に、「柿の種」を音読されている」というニュースが伝えられたためであろう。もちろん「柿の種」一編ということではなく、短編集『柿の種』に収録されている短編を続けてということなのであろうけれども。
太宰治「メリイクリスマス」、ディケンズ/森田草平訳「クリスマス・カロル」は毎年12月にアクセスが増加する定番作品である。
●前月(’21/11)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品はドストエフスキー/米川正夫訳「罪と罰」(58.29)。
●修正:「青空文庫 ’21/11 – ’21/12 テキスト版 アクセス増率ランキング」のリストに計算間違いがあったため、お詫びして訂正します(2022/02/06)。