2011年-2012年の年間アクセス増分析では何が分かるのであろうか?
2010年-2011年の年間アクセス増分析はまだaozorablogでは発表しておらず、表を画像にしてtwitterで発表するという方法をとっていた。XHTML版 http://twitpic.com/856hdi テキスト版 http://twitpic.com/856i3f 。また、今回のようにその年度の新規公開作品だけを別分類にするということも、単純アクセス数増といく分類も行なっていなかった。したがって、2011年度と比較することは部分的にしかできないが、分かる範囲で比較してみよう。
新規公開作品でXHTML版で500位ランキングに入ったのは、2011年度で8作品、2012年度で10作品。テキスト版では2011年度で9作品、2012年度で10作品。共に同程度と言える。
アクセス増率ではXHTML版の2011年トップが伊丹万作「戦争責任者の問題」で5.56であったのに対し、2012年トップは芥川竜之介「谷崎潤一郎氏」で45.79だが、これはちょっと特別で、実質は3位の宮沢賢治「やまなし」の2.85となる。
テキスト版では2011年が実質トップのグリム「ラプンツェル」の2.55に対し、2012年トップは宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」の3.37で、これはかなりのアクセス増だということになる。
まとめてみると、芥川竜之介「谷崎潤一郎氏」という例外を除けば、XHTML版でもテキスト版でも宮沢賢治作品がアクセス増率のトップということになる。
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