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蔵書印とは、その本の持ち主であることを示す印のこと。
くわしくはWikipediaを見ていただくとして、青空文庫の作者たちが、どんな蔵書印を使っていたか、国文学研究資料館の「蔵書印データベース」(以下「蔵書印DB」)(2023年3月、人文情報学研究所の「蔵書印ツールコレクション」に継承)から調べてみました。(※1)
蔵書印とは、その本の持ち主であることを示す印のこと。
くわしくはWikipediaを見ていただくとして、青空文庫の作者たちが、どんな蔵書印を使っていたか、国文学研究資料館の「蔵書印データベース」(以下「蔵書印DB」)(2023年3月、人文情報学研究所の「蔵書印ツールコレクション」に継承)から調べてみました。(※1)
●’20/10月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは先月同様に多く7作品。夏目漱石「現代日本の開化」、宮沢賢治「なめとこ山の熊」、永井隆「長崎の鐘」、谷崎潤一郎「吉野葛」、谷崎潤一郎「盲目物語」。
twitterで検索してみると、アクセス増の要因がいくらか分かった。
夏目漱石『現代日本の開化』は9/21、9/22にリモート演劇がなされた。
夏目漱石「現代日本の開化」(呟きびと・寺内亜矢子)
「現代日本の開化」リモート演劇Ver.
構成・演出:寺内亜矢子
出演:鈴木陽代、ながいさやこ
9月21日(敬老の日)22日(秋分の日)
各日11時より YouTubeにてライブ配信!https://t.co/7cwqsoiJ0d https://t.co/7uINQQJsga— カニカマセリフ祭 (@kanikama_serifu) September 21, 2020
宮沢賢治著『なめとこ山の熊』
近年、日本各地で熊による襲撃や人里への出没が相次いで報告されている。
開発や環境悪化などによる山の食料不足や過疎化などが主な原因とされる。
熊はいったん自らの獲物と認識すると執着が物凄く強い。
宮沢賢治著「なめとこ山の熊」から、自然の中での動物と人間の共存共栄の大切さを学び直そう! pic.twitter.com/boyatLKQgQ— 石龙 (@shilongland) October 22, 2020
永井隆「長崎の鐘」
これはNHK TVの連続ドラマ「エール」で古関裕二が長崎に永井隆を訪ね、「長崎の鐘」を完成したくだりが描かれていたから。
谷崎潤一郎「吉野葛」、「盲目物語」
これもNHK eテレの「名著102 谷崎潤一郎スペシャル」にとりあげられたからのようだ。https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/102_tanizaki/index.html#box02
私は、録画だけしていて視聴はしていなかったので、今月に谷崎潤一郎作品のアクセスが急増している理由が最初分からなかったのでした。
●XHTML版で、前月(’20/09)新規公開作品で今月ランキングに入っている作品が今月はなし。テキスト版では、25作品。