青空文庫と蔵書印
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カテゴリー:,青空文庫 | 投稿者:おかもと | 投稿日:2020年11月26日 |

蔵書印とは、その本の持ち主であることを示す印のこと。
くわしくはWikipediaを見ていただくとして、青空文庫の作者たちが、どんな蔵書印を使っていたか、国文学研究資料館「蔵書印データベース」(以下「蔵書印DB」)(2023年3月、人文情報学研究所の「蔵書印ツールコレクション」に継承)から調べてみました。(※1)

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青空文庫’20/09月-’20/10月の月間アクセス増率分析
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カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2020年11月12日 |

●’20/10月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは先月同様に多く7作品。夏目漱石「現代日本の開化」、宮沢賢治「なめとこ山の熊」、永井隆「長崎の鐘」、谷崎潤一郎「吉野葛」、谷崎潤一郎「盲目物語」。

twitterで検索してみると、アクセス増の要因がいくらか分かった。
夏目漱石『現代日本の開化』は9/21、9/22にリモート演劇がなされた。

宮沢賢治著『なめとこ山の熊』

永井隆「長崎の鐘」
これはNHK TVの連続ドラマ「エール」で古関裕二が長崎に永井隆を訪ね、「長崎の鐘」を完成したくだりが描かれていたから。

谷崎潤一郎「吉野葛」、「盲目物語」
これもNHK eテレの「名著102 谷崎潤一郎スペシャル」にとりあげられたからのようだ。https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/102_tanizaki/index.html#box02
私は、録画だけしていて視聴はしていなかったので、今月に谷崎潤一郎作品のアクセスが急増している理由が最初分からなかったのでした。

●XHTML版で、前月(’20/09)新規公開作品で今月ランキングに入っている作品が今月はなし。テキスト版では、25作品。

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