’18/01から’18/06までのアクセスランキングが定例日（毎月5日）に公開されなかったので、このアクセス増率分析も休みになっていたのだが、’18/07のアクセスランキングは定例日に公開されたので、久しぶりにアクセス増率分析も公開できることとなった。

’18/07月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしている作品は6つ。堀辰雄「燃ゆる頬」、有島武郎「一房の葡萄」、同「生まれいずる悩み」、太宰治「グッド・バイ」、同「駈込み訴え」、同「散華」。

堀辰雄「燃ゆる頬」は、平成30年7月2日(月)に國學院大學 近代日本文学研究会が堀辰雄「燃ゆる頬」の研究発表をしたこと、「図書館で読めるBL臭のする一般小説240選 – NAVER まとめ」に堀辰雄「燃ゆる頬」も挙げられていることに要因があるのだろうか。

■青空文庫 ’18/07 XHTML版新規公開作品一日当たりアクセス数(200超過アクセス/日)ランキング

’18/07月の新規公開48作品のうち、XHTML版の500位まで入った作品は19作品、42%（テキスト版では41作品、91%）と、12ヶ月平均の45%より小さくなった。

一日当たりアクセス数（200超過アクセス/日）の1位は江戸川乱歩「人でなしの恋」（115.00）、2位谷崎潤一郎「金色の死」（62.13）、3位佐藤春夫「芥川竜之介を憶ふ」（35.00）。

■青空文庫’18/06 – ’18/07 XHTML版 アクセス増率ランキング

XHTML版アクセス増率の1位泉鏡花「竜潭譚」（4.46）、2位谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」（3.69）、3位堀辰雄「燃ゆる頬」（3.14）。

アクセス増率1.00以上だったのは、11位の太宰治「駈込み訴え」（1.00）まで。

■青空文庫 ’18/07 テキスト版新規公開作品一日当たりアクセス数(200超過アクセス/日)ランキング

’18/07月の新規公開45作品のうち、テキスト版で500位までに入った作品は41作品、91%。ランキインしなかった4作品は07/26公開の森川義信「高館 ―七月の旅の思ひ出―」、07/30公開の石原純「左千夫先生への追憶」、伊藤左千夫「草花日記」、07/31公開の柳田国男「故郷七十年」。

一日当たりアクセス数（200超過アクセス/日）の1位は江戸川乱歩「人でなしの恋」（110.50）、2位谷崎潤一郎「金色の死」（81.00）、3位山本周五郎「赤ひげ診療譚02 駈込み訴え」（72.00）、

■青空文庫’18/06 – ’18/07　テキスト版 アクセス増率ランキング

テキスト版アクセス増率の1位は堀辰雄「燃ゆる頬」（1.33）、2位太宰治「駈込み訴え」（1.24）、3位ラヴクラフト「狂気の山脈にて」（0.78）、

■アクセス数合計の推移

【青空文庫アクセスランキング500位までの18/07月合計値】XHTML版635,232（前月比101%、対前年同月比104%）、テキスト版199,886（前月比100%、対前年同月比87%）。