’20/07月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは1作品だけ。坂口安吾「続堕落論」。

XHTML版では、前月（’20/06)新規公開作品で今月ランキングに入っている作品は無し。テキスト版では、前月と同じく18作品。

■青空文庫’20/07 XHTML版新規公開作品一日当たりアクセス数(200超過アクセス/日)ランキング

’20/07月の新規公開54作品のうち、XHTML版の500位まで入った作品は9作品、17％（テキスト版では48作品、89％）と、12ヶ月平均の29％よりもかなり少ない。

一日当たりアクセス数（200超過アクセス/日）のトップスリーは、1位江戸川乱歩「何者」（59.75）、2位萩原朔太郎「芥川竜之介の死」（47.00）、3位司馬遷「国訳史記列伝01 伯夷列伝第一」（25.73）。

■青空文庫 前月（’20/06)新規公開作品のXHTML版2ヶ月合計一日当たりアクセス数ランキング

前月（20/06月）新規公開作品で今月ランキングに入った作品は、ありませんでした。

■青空文庫 ’20/06 – ’20/07 XHTML版 アクセス増率ランキング

XHTML版アクセス増率のトップスリーは、1位太宰治「自作を語る」（6.32）、2位萩原朔太郎「宿命」（3.13）、3位正岡子規「墨汁一滴」（2.91）。

■青空文庫 ’20/07 テキスト版新規公開作品一日当たりアクセス数(200超過アクセス/日)ランキング

’20/07月の新規公開54作品のうち、テキスト版の500位まで入った作品は89作品、89％と、12ヶ月平均の89％と同じ。
ランキングに入らなかった作品は、7月4日公開のジェファーソン/加藤 光一訳「アメリカ独立宣言」、7月30日公開の伊藤 左千夫「白菊」、幸田 露伴「穂高岳」、新美 南吉/大久保 ゆう訳「Buying Mittens 英訳「手袋を買いに」」、7月31日公開の柳田 国男「伊豆大島の話」「アテヌキという地名」。「アメリカ独立宣言」はともかく他の作品は月末2日間公開の作品であるから、新規公開のほとんどの作品がランキングに入っているということになる。

一日当たりアクセス数（200超過アクセス/日）のトップスリーは、1位江戸川乱歩「何者」（70.00）、2位江戸川乱歩「恐怖王」（67.50）、3位谷崎潤一郎「細雪02 中巻」（52.75）。

■青空文庫 前月（’20/06)新規公開作品のテキスト版2ヶ月合計一日当たりアクセス数ランキング

前月（’20/06）新規公開作品で今月ランキングに入った作品は18作品。2ヶ月合計一日当たりアクセス数（200超過アクセス/日）のトップスリーは、1位山本周五郎「柳橋物語」（40.90）、2位グリム兄弟/矢崎源九郎訳「三人の糸くり女」（40.09）、3位山本周五郎「菊千代抄」（34.05）。

■青空文庫 ’20/06 – ’20/07　テキスト版 アクセス増率ランキング

テキスト版アクセス増率のトップスリーは、1位芥川竜之介「歯車」（0.93）、2位菊池寛「恩讐の彼方に」（0.81）、3位小川未明「赤い船」（0.72）。

アクセス増率が1.00以上の作品はゼロであった。つまり、今月は顕著なアクセス増があった作品はなかったということになる。

■アクセス数合計の推移

【青空文庫アクセスランキング500位までの20/07月合計値】XHTML版746,136（前月比98%、対前年同月比120%）、テキスト版212,825（前月比100%、対前年同月比96%）。