青空文庫に製本というテーマを持ち込んでくれたのは四釜裕子さん。
製本についてあれこれ相談をしているうちに
四釜の「4」と八巻の「8」とを足した4+8という名前で、
いろいろとささやかながらも楽しい仕事をするようになった。
そのひとつである製本ワークショップには
青空文庫の人たちも多数(笑)参加してくれて、
本の世界はその生まれた所に絶えず戻っていくことが必要なのだと実感する機会にもなった。
四釜さんは「健康」というタイトルの
不思議な季刊雑誌の編集もしていた。
「いた」と過去形で書いたのは、
その「健康」が2012年春号をもって休刊となったからだ。
製本ワークショップのための打ち合わせで四釜さんと会ったときのことだった。
打ち合わせを終えてから、どうやってかんたんにおいしいものを作るのかという話になり、
手を抜くのはだめ、材料を引いていくほうがいいと思う、と言うと、
それを書いてみたらと提案された。
書けるかどうかわからなかったが、
「健康」にとりあえず一年連載することになってしまった。
そしてそのまま休刊までの3年ほど書いた。
青空文庫で読めるものと関連づけて書いたので、
休刊を機会にこのブログに転載し、同じテーマで書いていくことにしました。
そのタイトルが「引き算レシピ」です。
野口さんとの再会を機に中断してた工作員活動をしようと思っています。
作品入力で滞っているものを、再入力始めました。
自分も出戻りなのかな。(^_^;)
庭に出てきたチューリップの芽。
今日は311去年の今日、地震にあった。
津波を映像で見た。忘れ得ぬ日。

今日ここに書いている。何かの縁でしょう。
自分にできることで、何かを残していきたい。

神田にある「スタジオイワト」では、
藤井貞和さんの詩をみんなで朗読する、
というイベント「異なる声」が開催されました。
以前、どこかでも書いたけれど、
僕がまだ映画の学校に通っている頃、
つまり十代の終わりに自主映画を作っていて、
藤井貞和さんの詩集『ピューリファイ!』の一遍、
『途中の仕事』という詩をそのまんまタイトルにした映画を
撮ったことがあるほど大好きな詩人。
なので、書いた本人の前で、詩を読み上げるなんて考えただけで、
もう血圧が上がってしまうほど。
さらに、その朗読に高橋悠治さんがピアノ演奏を付ける、
と聞いてしまうと、さらにいけない。
だって、その映画のBGMは著作権なんてまるで無視して、
僕がかってにつけた高橋さんのサティが流れていたのだ。
さて、それからいままで告白していなかったけれど、
スタジオイワトにはもう一つ、僕を悩ませる存在が…。
実は、僕が20代の半ばで広告関係の仕事を始めた頃、
ずっと憧れていたのが、
スタジオイワトを運営されている平野さんのご主人、
平野甲賀さんなのであった。
これまでも、スタジオイワトに行くたびに、
平野甲賀さんをお見かけしていたのだけれど、
「ファンでした!」と言ってしまうと、
もう、どこを見ていいかわからなくなるので、
誰にも言わずに内緒にしてきたのだった。
しかし、今日、正面に藤井貞和さん、
その右手に高橋悠治さん、
そして、ズズッと右を見ると平野甲賀。
ついに、僕が十代から二十代にかけてファンになった神々が、
スタジオイワトにそろい踏みしたのだ。
三大スターに囲まれて、僕はもう自分勝手にふらふら。
一緒に参加した高校生の娘には、
「とうちゃん、ここに来ると、いっつも緊張してない?」
とすっかりバレバレ。
イベントそのものは本当にスリリングで面白いものだったが、
ここまで夢見心地だった僕に、
冷静にそれを判断できるだけの資格はきっとない。
ただただ、あんなに平均年齢の高い空間の中で、
もう立派に年配の男性三人を
まるでディズニーのエレクトリカルパレードのように、
眺めていたという事実があるだけ。
嗚呼
以前に、青空文庫に関わる人たちがどのような人びとなのか、その一端でもわかれば良いと思って「aozorablog」と言う名前のblogをやっていました。でも、いつの間にか自然消滅してしまっていて、それをほったらかしにして、なんとなくうやむやにしていたんですが、先日の青空文庫の集まりでなぜか富田さんがしつこく再開しろ、再開しろと詰め寄るのでもう一度やってみることにします。今さらblogでもないだろうと言う気もしますが、それでもblogは情報を提供するツールとしてはそれなりにすぐれていると思うので、またここで、うだうだ、やってみることにします。