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今晩は、月が大きいそうで。青空文庫で「月」に関する文章を探してみよう。簡単なのは「日本の名随筆58 月」から拾う事。
岩本素白「六日月」
上田敏「月」
大町桂月「月譜」
折口信夫「日本美」
川端芽舎「夏の月」
北原白秋「お月さまいくつ」
小島烏水「霧の不二、月の不二」
薄田泣菫「無学なお月様」
徳冨蘆花「良夜・花月の夜」
永井荷風「町中の月」
樋口一葉「月の夜」
與謝野晶子「月二夜」
和辻哲郎「月夜の東大寺南大門」
他に「月」が印象に残っているのは、泉鏡花「歌行灯」。場面場面にちらっと登場していて、まるで全てを見守っているようだった。
皆さんは、何か「月」が印象に残った文章がありますか?