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校正に手が出しにくい理由の一つとして、間違いを拾いきれる自信がない、ということがあげられる。そうでなくとも、文字を間違いを拾うには訓練が必要と思われているようでもある。そんな懸念をなくす、または減らす為に、一つ機械を使った校正の方法を紹介したい。 (more…)
校正に手が出しにくい理由の一つとして、間違いを拾いきれる自信がない、ということがあげられる。そうでなくとも、文字を間違いを拾うには訓練が必要と思われているようでもある。そんな懸念をなくす、または減らす為に、一つ機械を使った校正の方法を紹介したい。 (more…)
今晩は、月が大きいそうで。青空文庫で「月」に関する文章を探してみよう。簡単なのは「日本の名随筆58 月」から拾う事。
岩本素白「六日月」
上田敏「月」
大町桂月「月譜」
折口信夫「日本美」
川端芽舎「夏の月」
北原白秋「お月さまいくつ」
小島烏水「霧の不二、月の不二」
薄田泣菫「無学なお月様」
徳冨蘆花「良夜・花月の夜」
永井荷風「町中の月」
樋口一葉「月の夜」
與謝野晶子「月二夜」
和辻哲郎「月夜の東大寺南大門」
他に「月」が印象に残っているのは、泉鏡花「歌行灯」。場面場面にちらっと登場していて、まるで全てを見守っているようだった。
皆さんは、何か「月」が印象に残った文章がありますか?
ロマン・ロランの「ベートーヴェンの生涯」が公開された。本文で言及されているベートーヴェンの楽曲は以下のサイトでほとんど聞く事が出来る。
http://classicalmusicmp3freedownload.com/ja/index.php?title=ベートーヴェン
怪談の名作は古典に多い。つまり、青空文庫収録のものが多いことになる。暑くなるにはもう少し間があるけれど、怪談というもののレビューとともに“怪談”そのものを少し考えてみる。
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有名なのは「顎十郎捕物帳」「キャラコさん」のあたりだろう。「顎十郎捕物帳」(24本の短編からなる)は時代劇ながら本格推理を味わえる珍しい作品群。「キャラコさん」に出て来るキャラクターは、太平洋戦争間近の世相にあって、生き生きとしていて、そして力強い。
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魯山人の書いたものを入力していると、どうもこの人、多彩な才能を持って生まれてきた人らしく、ほぼ独学で、いろいろなことを極めているようである。ただ、文章はそれほどのものでもなく(残念ながら)、またきちんと下調べをしないので、うっかりミスをすることもあるようだ。
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「美味しんぼ」の中のキャラクター、海原雄山は、北大路魯山人の孫弟子として、設定されている。「美味しんぼ」は、雑誌連載当時、単行本3巻くらいまでをよく読んだ。ので、内容というネタをよく覚えている。その上で、北大路魯山人の入力をしていると、原作者は北大路魯山人からネタを拾っていたんだな、と思った。
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aozora blogに書く事を許されてので、何か書いてみようと思う。前のblogの時のように、空色通信(ひと月の公開ファイルをざっとレビューしたもの)をやってもいいのだけれど(リクエストがあればやりましょう)、少し趣向の変わったことをやってみたい。