●’22/07月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4作品、森鴎外「渋江抽斎」、「鶏」、橋本五郎「自殺を買う話」、小酒井不木「恋愛曲線」。
森鷗外は2022年7月9日に没後100年を迎えていたのか。NHK首都圏ナビ 森鷗外 没後100年「いまこそ読みたい鷗外(2) 村田喜代子さん」 https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20220715c.html に「鶏」は紹介されている。Twitterの7月9日の#書写のつぶやきにも載っている。
●前月(’22/06)新規公開作品でXHTML版ランキングに入っている作品は今月もなし。
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●’22/06月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は3作品、太宰治「桜桃」、太宰治「姥捨」、カフカ/原田義人訳「断食芸人」。
桜桃忌は06/19なので、毎年6月には太宰治「桜桃」のアクセスが増加する。
カフカ「断食芸人」のアクセス増は、07/13に光文社古典新訳文庫で丘沢静也による新訳が出版されるというニュースがあったためだろうか。
●前月(’22/05)新規公開作品でXHTML版ランキングに入っている作品は今月もなし。
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●’22/05月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は2作品、芥川竜之介「白」、中島敦「山月記(新字新仮名)」。
芥川竜之介「白」はテレビ東京放映の「嫌われ監察官 音無一六」第2話(5月13日)で取り上げられていたからだろうか。
●前月(’22/04)新規公開作品でXHTML版ランキングに入っている作品は今月もなし。
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======青空文庫’22/01月-’22/02月の月間アクセス増率分析======
●’22/02月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は3作品。チェーホフ/神西清訳「ワーニャ伯父さん——田園生活の情景 四幕——」、江戸川乱歩「黒手組」、太宰治「十二月八日」。
「ワーニャ叔父さん」は、アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞でノミネートで話題の映画「ドライブ・マイ・カー」の劇中劇で話題になっているとのこと。「十二月八日」は、ロシアがウクライナに侵攻した2月25日、NHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」冒頭で紹介されたようだ。話題になったら、気になったら、すぐに読める青空文庫。
●前月(’22/01)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品はなし。
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●’22/01月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は、太宰治「右大臣実朝」ただ1作品。テキスト版ではほかに吉川英治「源頼朝」がランクインしている。NHK TVの今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に関連する作品が早速上がった。
●前月(’21/12)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は菊池 寛「マスク」(33.89)。この作品はNHK TVで見たはずだけれど、検索でヒットしない。100年前のスペイン風邪の流行の時のことを描いた作品。
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前々年(2020年)公開作品でアクセス・ランキング500位に入ったのは、XHTML版3作品、テキスト版8作品。XHTML版とテキスト版で共通している作品は、江戸川乱歩「孤島の鬼」だけ。
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2021年度新規公開作品で500位ランキングに入ったのはXHTML版でただ2作品、テキスト版で59作品。
2021年度の新規公開作品数は509だから、500位までのランクイン率はXHTML版0.4%、テキスト版11.6%で、2020年度のXHTML版0.2%、テキスト版6.3%より多くなった。XHTML版で新規公開作品が年間アクセスランキングにほとんど入らないのは相変わらずの傾向である。
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2020年-2021年のXHTML版とテキスト版のアクセス増率ランキングで15位までに共にランクインしている作品は、夢野 久作「ドグラ・マグラ」だけだった。アクセス増率でみると、XHTML版3位:アクセス増率2.18、テキスト版6位:アクセス増率0.34だが、アクセス数自体をみるとその他の作品を圧倒している。
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●’21/12月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4つ。寺田寅彦「柿の種」、森鴎外「うたかたの記」、太宰治「メリイクリスマス」、ディケンズ/森田草平訳「クリスマス・カロル」。
寺田寅彦「柿の種」の増加は、「88歳の米寿を迎えられた上皇陛下は、上皇后陛下とともに朝食の後に、「柿の種」を音読されている」というニュースが伝えられたためであろう。もちろん「柿の種」一編ということではなく、短編集『柿の種』に収録されている短編を続けてということなのであろうけれども。
太宰治「メリイクリスマス」、ディケンズ/森田草平訳「クリスマス・カロル」は毎年12月にアクセスが増加する定番作品である。
●前月(’21/11)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品はドストエフスキー/米川正夫訳「罪と罰」(58.29)。
●修正:「青空文庫 ’21/11 – ’21/12 テキスト版 アクセス増率ランキング」のリストに計算間違いがあったため、お詫びして訂正します(2022/02/06)。
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