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’16/10月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは6作品。9月30公開の江戸川乱歩「赤いカブトムシ」のほか、夏目漱石の「文鳥」、「坑夫」、黒岩涙香「幽霊塔」、太宰治「トカトントン」、織田作之助「天衣無縫」。
’16/10月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは6作品。9月30公開の江戸川乱歩「赤いカブトムシ」のほか、夏目漱石の「文鳥」、「坑夫」、黒岩涙香「幽霊塔」、太宰治「トカトントン」、織田作之助「天衣無縫」。
’16/09月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは5作品。前月末に公開された江戸川乱歩の3作品を除くと、芥川竜之介「犬と笛」、 河口慧海「チベット旅行記」の2作品。芥川竜之介「犬と笛」のアクセスが増えた理由は分からないが、河口慧海「チベット旅行記」は9月26日のニュース「チベット脱出時の日記見つかる=旅行記の河口慧海-堺市」(時事ドットコムニュース http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600738&g=soc&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter )によるだろう。
’16/08月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは2作品。宮沢 賢治『春と修羅』、江戸川 乱歩「屋根裏の散歩者」。宮沢 賢治『春と修羅』が入っているのは、映画「シン・ゴリラ」と関係があるらしい。
今月のトピックは、8月公開作品41作品の全部がテキスト版でアクセスランキンキング500位までに入ったことである。当初、8月公開の作品数を44作品と数えていて、はずれた3作品は何かとチェックしていたところ、翻訳作品を作者と翻訳者で別々にカウントしていたことに気付いたのだった。一つの作品として数え直したところ、なんと全作品がアクセスランキングに入っていたのであった。テキスト版を使う青空文庫リーダーの普及が一つの段階を進んだのかどうかは、9月以降の結果で分かるだろう。
’16/07月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは4作品。坂口安吾「続堕落論」、同「堕落論」、同「白痴」、および江戸川乱歩「怪人と少年探偵」。
坂口安吾の3作品がXHTML編、テキスト編共通にランクインしているのは、なぜと思って、「続堕落論」の方をtwitterで検索してみた。NHKの「100分 de 名著」で「堕落論」と特集していたのだった。「続堕落論」、「白痴」の他に、「日本文化私観」も取り上げられたようだ。これを機会に、「100分 de 名著」は連続ドラマ録画にしておこう。
しいたげられ(ながらも) 手におえない
この生きものでも ひときわ かしこげな
赤い目が めだつ かわいい ちっちゃな
お友だちで たくみな ぬすっとでもある
〈サミー〉を しのんで
’16/06月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは4作品。太宰治「桜桃」、同「きりぎりす」、芥川竜之介「秋」、江戸川乱歩「かいじん二十めんそう」。このうち、江戸川乱歩「かいじん二十めんそう」は5月31日公開の作品なので、5月にランキングインしている事自体がすごいということになる。
現在進行中の「錢形平次捕物控」の作業経過を報告したいので、この記事を書き始めた(校正の一部を担当している者です)。
今更、題名の二人の作家を比べるまでもないのだろうけれど、何か記事としてまとめたいので、書くまでもないことばかりかもしれないが、二人の著作の宣伝ついでに記事にしてみた。
’16/04月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは4作品。中島敦「文字禍」「山月記」(新字新仮名版)、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」 、夢野久作「ドグラ・マグラ」。
当月のアクセス増につながるトピックがあったようである。「文字禍」のアクセス増は、文豪ストレイドッグスでの中島敦キャラ、円城塔の「新潮」での新連作「文字渦」(5月号から)との関係らしい。
’16/03月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは作品はなかった。これは当月もアクセス増につながるトピックは特になかったのであろうか。
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