’17/11月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしている作品は3つ。芥川竜之介「手巾」、ディケンズ「クリスマス・カロル」、夢野久作「ビール会社征伐」。
夢野久作の「ビール会社征伐」は初めて知った作品。共にランクインしているとはいえ、XHTML版でランク5位11615アクセス、テキスト版で361位229アクセスと大きな差がある。ネットで検索しても、映画・テレビでの放映その他のきっかけは見つけることができなかった。何があったのだろう。
芥川竜之介「手巾」は「相棒 session 16」の第5話に出てきたというのが要因だろう。
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経緯
10月15日、青空文庫のオフ会に参加してきた。その時、「せっかく校了になったのに、諸般の事情で公開できない作品」の話が出た。
そのうち、一番古いのは2002年に校了になった作品で、その作品が公開できなかった理由は、著者の没年が不明だったため、とのこと。それで、以前、青空文庫の掲示板「こもれび」で調査が行われた――と、ここまで聞いて、そういやその調査に自分も関わっていたっけ、と思い出した。
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10/15日に開催された青空文庫オフ会に出席した際、このアクセス増分析について中止も考えていると述べたのだが、参考にしている人もいるということなので、もう少し続けることにした。
’17/10月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしている作品はなかった。
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’17/09月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは、魯迅 「故郷」ただ1冊だった。twitterで検索してみると、魯迅と夏目漱石の対話フォーラムが9月11日、魯迅の故郷である浙江省紹興市で開催されたという記事があったので、これがアクセス増の原因と推測される。
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表には出していないのですが、実は例年、ボランティア作業のために、年末が近付くと翌年にパブリックドメインする作家たちのリストを簡易的に作っておりました。年々、情報は共有しなくちゃと思いつつ、なかなかできていなかったのですが、今回はあえてオープンにしようと思います。
2018年の年始からパブリックドメイン入りする作家のリストは、以下の通り。
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「青空文庫分野別リスト」(以下「分野別リスト」)をメンテしている、おかもと と申します。
今回は、分野別リストのサイト移転について書きたいと思います。
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’17/08月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは、坂口安吾「夜長姫と耳男」ただ1冊だった。twitterで検索してみると、歌舞伎座の納涼歌舞伎の第三部が「野田版 桜の森の満開の下」で、「耳男と夜長姫」を中心に坂口安吾の幾つかの作品を基にしているとのことだった。
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’17/07月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは、宮沢賢治『春と修羅』ただ1冊だった。といっても、XHTML版のアクセス増率1.76に対して、テキスト版は0.47。
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’17/06月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは3冊。永井荷風「濹東綺譚」、葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」、徳冨蘆花「小説 不如帰」。
永井荷風「濹東綺譚」が入っているのは、BS12で豊田四郎監督・山本富士子主演の1960年作品が放映されたためであろうか。
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