青空文庫’15/2月-’15/3月の月間アクセス増率分析
146

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2015年7月2日 |

すっかり遅くなってしまいました。とりあえずコメントなしでの公開です。

(more…)


.青空文庫’15/1月-’15/2月の月間アクセス増率分析
140

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2015年3月23日 |

’15/02月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは常連の堀辰雄「風立ちぬ」、「菜穂子」のほかに、シェリー「フランケンシュタイン 02 フランケンシュタイン」、高村 光太郎「智恵子の半生 」「智恵子抄」。

「フランケンシュタイン」はNHK-Eテレの100分de名著、高村光太郎の作品はNHK-TVの〈歴史秘話ヒストリア〉の『智恵子抄』の影響で間違いないだろう。

1月の新規公開作品では、佐々木邦「英米笑話秀逸」がXHTML版、テキスト版ともに1位であった。笑話秀逸ではあるが、それほど面白くなかった。

(more…)


青空文庫’14/11月-’15/1月の月間アクセス増率分析
134

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2015年2月12日 |

’14/12月のアクセスランキングが公開されていないので、今月の既存作品のアクセス増率分析は、2014/11月と2015/01月との比率になる。XHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは正岡子規「病牀六尺」、折口信夫「死者の書」、岡倉覚三「茶の本04茶の本」、九鬼周造「「いき」の構造」。

1月の新規公開作品では、野村あらえびす「楽聖物語」(新字旧仮名版)がXHTML版、テキスト版ともに1位であった。銭形平次捕物控で知られる野村胡堂の音楽評論家としての作品である。主な内容は、ヘンデルからドビッシーにいたる17人の生涯と作品・レコード評で構成されている長編である。えあ草紙による1ページ=500字の換算で約394ページとなる長編で、普通では1日で読める文章量ではないので、XHTML版の場合、アクセス数471は471人が読んだということにはならないのだが、とりあえず1位ではある。

(more…)


青空文庫 2013年-2014年の年間アクセス増率分析
132

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2015年2月9日 |

XHTML版とテキスト版とでアクセスされる作品が異なっている様子が2013年-2014年のアクセス増率でもみられた。アクセス増率ランキング15位までで共通なのはアンデルセン「雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語」と夏目漱石「それから」(新字新仮名版)だけである。
ランクインしている作品名を見ると、XHTML版のほうがその時々の話題に沿った作品があるようだ。
(more…)


青空文庫2014年度新規公開作品の一日当りアクセス数ランキング
131

カテゴリー:電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2015年2月7日 |

2014年度新規公開作品で500位ランキングに入ったのはXHTML版で6作品、テキスト版で14作品と、2013年度(XHTML版8作品、テキスト版9作品)と比べて大幅に減り、2011年度、2012年度並に戻った(2011年度:XHTML版8作品、テキスト版9作品、2011年度:XHTML版10作品、テキスト版10作品)。やはり、2013年は吉川英治作品のビッグイヤーであったのだった。

2014年度の新規公開作品数は547だから、500位までのランクイン率はXHTML版1.1%、テキスト版2.6%となり、2012年度と同じ程度である(2011年度:1137作品公開、ランクイン率XHTML版0.7%、テキスト版0.8%、2012年度:730作品公開、ランクイン率XHTML版1.4%、テキスト版1.4%、2013年度:647作品公開、ランクイン率XHTML版4.8%、テキスト版8.7%)。

(more…)


ベアトリクス・ポッター『グロスターのふくやさん』
123

カテゴリー:,電子書籍 | 投稿者:OKUBO Yu | 投稿日:2014年12月24日 |

こりゃ 1まい かがみでも 買って

ふくやを 2,3にん よんでみようか。

      ――リチャード3せい

 

 フリーダちゃん

 おとぎ話が 大すきだけど、 ねこんでいる あなたのために、 このお話を まるまる 作りました ―― まだ だれも 読んでいない 新しい お話です。

 このお話の いちばん ふしぎなところは ―― わたしが グロスターで 耳にした ほんとの話だと いうことです。 ふくやさんのこととか、 チョッキのこととか、 「糸が 足りない」のところとかはね!

 1901年 クリスマス

  (more…)


青空文庫’14/10月-’14/11月の月間アクセス増率分析
122

カテゴリー:電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年12月8日 |

10月の新規公開作品では、樋口一葉「たけくらべ」(新字旧仮名版)がXHTML版、テキスト版ともに1位であった。樋口一葉のほかの2作品「ゆく雲」「別れ霜」もXHTML版、テキスト版ともにランクインではあるが、その順位は異なる。XHTML版とテキスト版とで共通にランクインしているのは、13作品、約60%。共通でないのは、XHTML版でランクインの竹内浩三作品、テキスト版でランクインの北大路魯山人作品と薄田泣菫作品。

既存作品ではXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのはディケンズ「クリスマス・カロル」だけで、見事に分かれている。XHTML版がテレビ放送の影響を大きく受けているといえるが、この傾向がずっと続いてきたものかどうか、今月だけの傾向なのか、ちょっと分かりかねる。

(more…)


青空文庫’14/09月-’14/10月の月間アクセス増率分析
121

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年11月9日 |

10月の新規公開作品は46作品。そのうち、500位まで入った作品はXHTML版で12作品、テキスト版で19作品。XHTML版での12作品は、テキスト版にも入っており、7作品がテキスト版だけのランクインである。新規公開作品のランクインは毎月、テキスト版の作品の方が多く、XHTML版のランクイン作品はテキスト版でもランクインしているようである。

XHTML版の1位は中原中也「宮沢賢治全集」、テキスト版の1位は吉川英治の「剣の四君子 05 小野忠明」。中原中也「宮沢賢治全集」からは、賢治を生前に知っていた中原中也が、その作品の素晴らしさをはっきりと掴んでいたことが分かる。テキスト版では2位、3位も「剣の四君子」シリーズで、2位が「剣の四君子 03 林崎甚助」、3位が「剣の四君子 04 高橋泥舟」だが、残念ながら、どの剣豪のことも知らない人たちである。

既存作品ではXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのはオー・ヘンリー「罪と覚悟」、新美南吉「ごん狐」「手袋を買いに」だけであった。オー・ヘンリー「罪と覚悟」は10/14放映のTV番組でに林修先生のおすすめの作家とその作品としてオー・ヘンリー「罪と覚悟(よみがえった改心)」があげられていたことによる。新美南吉「ごん狐」は2014年10月11日(土)放映の「世界一受けたい授業」での「教育者に聞いた日本の名作ベスト50」にあげられていたからだろう。「桃太郎」もベスト50のうちに入っていたので、もしかしたら坂口安吾の「桃太郎」のアクセス増もこのせいだったかもしれない。

(more…)


青空文庫’14/08月-’14/09月の月間アクセス増率分析
119

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2014年10月6日 |

新規公開作品ではXHTML版、テキスト版ともに、ポー「マリー・ロジェエの怪事件」と吉川英治の「剣の四君子」シリーズ、「日本名婦伝」シリーズが上位を占めている。下の表では、各行の色付けを著者ごとにするように変えてみた。特徴がより見やすくなっただろうか。

既存作品ではXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインしているのは、坂口安吾「二流の人」だけであり、ランキング内容はまるっきり異なっている。この違いはどこから来るのか、相変わらず分析できないでいる。

(more…)


校正の楽しみ
118

カテゴリー:,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:AOZORA TPP問題 | 投稿日: |
執筆者:雪森

青空文庫の一読者だった私が、校正をするようになったのは、富田倫生さんが週刊エコノミストで、未校正の作品が溜まっていると話されているのを読んだからです。もうじき2年になります。やり始めて感じたのは、校正をすれば、その作品は早晩公開されます。誰かが校正してくれるまではいつまでも公開されない入力作業よりやりがいがあるということでした。 (more…)


« 前ページへ次ページへ »
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported License.
(c) 2025 aozorablog | powered by WordPress with Barecity