●’21/12月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4つ。寺田寅彦「柿の種」、森鴎外「うたかたの記」、太宰治「メリイクリスマス」、ディケンズ/森田草平訳「クリスマス・カロル」。
寺田寅彦「柿の種」の増加は、「88歳の米寿を迎えられた上皇陛下は、上皇后陛下とともに朝食の後に、「柿の種」を音読されている」というニュースが伝えられたためであろう。もちろん「柿の種」一編ということではなく、短編集『柿の種』に収録されている短編を続けてということなのであろうけれども。
太宰治「メリイクリスマス」、ディケンズ/森田草平訳「クリスマス・カロル」は毎年12月にアクセスが増加する定番作品である。
●前月(’21/11)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品はドストエフスキー/米川正夫訳「罪と罰」(58.29)。
●修正:「青空文庫 ’21/11 – ’21/12 テキスト版 アクセス増率ランキング」のリストに計算間違いがあったため、お詫びして訂正します(2022/02/06)。
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●’21/11月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は3つ。太宰治「駈込み訴え」、岡本綺堂「半七捕物帳16 津の国屋」、ドストエフスキー/中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟01 上」。
「半七捕物帳 津の国屋」はNHKラジオ「朗読」で放送されたためだろう。「カラマゾフの兄弟01 上」は同じドストエフスキーの「罪と罰」が新規公開されたのが影響しているのだろう。
●前月(’21/10)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は2作品。江戸川乱歩の「偉大なる夢」、「陰獣」。
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●’21/10月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4つ。萩原朔太郎「月に吠える 02 月に吠える」、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」、ヘミングウェイ作/石波杏訳「老人と海」、新美南吉「おじいさんのランプ」。
●前月(’21/09)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は1作品。江戸川乱歩「新宝島」(58.21)。
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●’21/09月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4作品。宮沢賢治「やまなし(新字旧仮名)」、同「やまなし(新字新仮名)」、新美南吉「おじいさんのランプ」、魯迅/井上紅梅訳「故郷」。
「やまなし」は小学校6年の国語の9月の授業での教材であったようだ=クラムボンは何なのか。「おじいさんのランプ」は、朗読sion AudiobookSpace朗読なのかな。
●前月(’21/08)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は3作品。江戸川乱歩の2作品「地獄風景」、「虫」と宮沢賢治「〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕」。
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●’21/08月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は4作品。須川邦彦「無人島に生きる十六人」、宮沢賢治「星めぐりの歌」、夢野久作「いなか、の、じけん」、同「瓶詰地獄」。
須川邦彦「無人島に生きる十六人」は椎名誠が紹介したことで、人気を呼んだようで、新潮文庫も再版されたとのこと。
宮沢賢治「星めぐりの歌」は、オリンピックの閉会式で歌われたから、アクセスが増えたことはすぐに分かった。
夢野久作「いなか、の、じけん」、「瓶詰地獄」はダークサイドミステリー 「読むと危険?奇書“ドグラ・マグラ”と夢野久作の迷宮世界」(NHKオンデマンド)で紹介されたとのこと。テキスト版で15作品の中で11作品が夢野久作作品であるのも、このためだろう。
●前月(’21/07)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は3作品。森鴎外「舞姫(新字新仮名)」と江戸川乱歩「猟奇の果」、「黄金仮面」。
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●’21/07月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品はなし。
●前月(’21/06)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は1作品、五十公野清一「一休さん」(22.70)。
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●’21/06月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は3作品。宮沢賢治「風の又三郎」、太宰治「思ひ出」、同「桜桃」。
●前月(’21/05)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は1作品、1位山本周五郎「死処」(26.13)
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●’21/05月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品は2作品。寺田寅彦「どんぐり」、サン=テグジュペリ/大久保ゆう訳「あのときの王子くん」。この2作品はXHTML版でのアクセス増が大きい。「あのときの王子くん」はいろいろ朗読されており、その影響が大きいようだ。
●前月(’21/04)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は1作品、佐藤春夫「「三つの宝」序に代へて」(17.79)
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●’21/04月のアクセス増率ランキングに入ったXHTML版とテキスト版の15作品のうち、共にランクインした作品はゼロ。
●前月(’21/03)新規公開作品で今月にXHTML版ランキングに入っている作品は1作品、山本周五郎「ひとでなし」。テキスト版では24作品。
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