僕の進捗状況
62

カテゴリー:未分類 | 投稿者:米田 | 投稿日:2012年10月25日 |

新橋夜話 51%
アルルの女 0%
ふらんす物語 0%
腕くらべ 0%
あめりか物語 0%

すみだ川 60% チェック済
カラマゾフ中 20% チェック済
地底大陸 5% チェック済
カラマゾフ下 0% チェック済
海底紳士 0% チェック済
月曜物語 0% チェック済
中村仲蔵 50% チェック済
光る生物 100% チェック済
海蛍の話 5% チェック済

 これは、わざわざこの記事のために調べたわけではなくて、単純に自分が二回突き合せやら正規表現のチェックやらをしないためのメモ書きとして使っているものです。
 よって、題名は略だったりするしパーセンテージも適当だけれども、だいたいはこんな感じです。
 今、「光る生物」のみの校正を先に送ってしまうか、「海蛍の話」も終わってから送るか迷っているところです。
 リハビリ的な記事


青空文庫’12/08月-’12/09月の月間アクセス増分析
60

カテゴリー:未分類 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2012年10月6日 |

前月のテキスト版の異常なアクセス増のためであろう、今月のアクセス増はなんだか傾向もまとめられないように感じられ、掲載もやめようと思ったほどであった。それでも、一晩たって、9月の新規公開作品のランキングを別の表に移すという方向で、今までとはやや異なるが、掲載を続けることにする。

アクセス増率という指標で新規公開作品が上位にくるのは、計算式上当たり前のことなのだが、それでも従来はXHTML版、テキスト版の両方の上位ランキングにに入る作品は多くなかった。そのため、作成する表の数も少なくするためもあって、表を別々にしてこなかった。ところが、今月はXHTML版20位、テキスト版で18位まで占めるようになったので、新規作品も既存作品も同じ表のなかに示すのには無理があると感じたためである。
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54

カテゴリー:未分類 | 投稿者:uematsu | 投稿日:2012年8月28日 |

いま公開中の映画、「桐島、部活やめるってよ」がかなり面白い。
この春公開された「生きてるものはいないのか」よりも、
一見普通に見えるだけ「桐島、」のほうが面白さに拍車がかかる。

普通の高校に流れる普通の時間。
人より目立ちたいけど、人より目立ちすぎるのはいや。
退屈は嫌だけど、なんか必死なのも恥ずかしい。

そんな時、みんなの憧れだった桐島が部活をやめてしまう。
正確にはやめてしまうという噂が流れる。

それだけで、学校の中の人間関係の歯車が狂い始める。
いろんな部活の中の人間関係が、人と人との微妙な格差のあり方が、

桐島という頂点が揺れることで、音を立ててくずれていく。

それでも、映画部のいけてないめがね男子が8ミリカメラ片手に映画を撮ろうと
必死でファインダーをのぞいている姿が切なくて強い。

もう一度、この映画を見ようと思う。
一度目よりも二度目、二度目よりも三度目の方が
絶対に面白い映画だと思う。

公式サイト。
http://kirishima-movie.com/index.html


もうひとつの「リフローは難しい」、あるいは期待するリフロー
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カテゴリー:未分類,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2012年8月18日 |

電子書籍のリフローの難しさについては、『電子書籍の(なかなか)明けない夜明け 第11回 ● 「なぜ電子書籍のリフローはむずかしい」 で、村上真雄氏が特に行頭行末揃えの難しさについて説明されている。

私が気がついた電子書籍のもうひとつの「リフローは難しい」、青空文庫にあるエドガー・アラン・ポーの作品にあるエピグラムの表示が色々であることに去る6月に気がついて、報告 https://twitter.com/POKEPEEK2011/status/218091572288425984だけをしておいてあった。

青空文庫ビューアでのリフロー処理の難しさは、このエピグラムだけでなく、見出しの位置をどう処理するかの問題でもある。また、これは天から○字下げ、地から○字上げという注記をどのように処理するかということである。

ここでは、まずポーの佐々木直次郎訳『盗まれた手紙』(新潮文庫)でのエピグラムの表示を通じて、電子書籍のリフローの難しさと私が期待するリフローでの見え方を説明しようと思う。

先のtwitterでUPした各種ビューアの画像のほかに、楽天Kobo touchの画像およびPCビューアとしてPageOne、TextMiruの画像を加えた画像が次のものである。

図1 各種青空ビューアにみる地から○字上げ注記の処理の違い

このエピグラムのテキストと注記は、次のとおりである。

[#ページ中央]
[#地から10字上げ]Nil 〔sapientiae&〕 odiosius acumine nimio.
[#地から2字上げ](叡智にとりてあまりに鋭敏すぎるほど忌むべきはなし)
[#地から4字上げ]セネカ(1)
[#改ページ]

画像を見ると、大きく分けて2つ、細かく分けると3つのタイプがあることが分かる。
①注記に忠実に字上げを行なっているビューア
②字上げを行なっているが、字上げの処理が①と異なっているビューア
③字上げの注記は無視して天から表示しているビューア

行長が短いと[#地から10字上げ]、[#地から2字上げ]とテキストの長さとの合計が行長を超えるので、折り返しが発生する。今、注記は地からの字上げなので、折り返しは地からとなり、①のタイプのビューアでは、地を揃えた形で表示される。

②のタイプのビューは豊平文庫だけである。これは、和文では文末を地から2字上げにし、文頭の折り返しは地付きにしている。英文については、残念ながら、[#地から10字上げ]がどう反映されているのか、判読できない。

③のタイプのビューアは、行長が短い場合のこのような不都合を避けるためであろう、地から○字上げの注記を無視するように処理されている。これはこれで処理はシンプルだし、見栄えも悪くはならない。

では、底本の組版の趣旨をできるだけ反映した形で、地から○字上げ、あるいは天から○字下げを実現するには、どうしたら良いか?

まず、文章が長い時には、注記を単純な字下げ、字上げではなく、字下げと字詰めを組み合わせた注記にしたほうが良いだろう。なお、字詰めの注記は、レイアウトの「字下げ」の項目には記載されていなくて、「その他」の項目に記載されているので、少し見つけにくい。
テキストには、字下げと字詰めの組み合わせを底本のレイアウトに合わせた数値で記述する。この記述してある字下げ、字詰めの数字をビューアが行長に合わせて自動的に調整するというのが、私の求めるリフローになる。

このようなリフロー処理は、既に存在しているかもしれない。しかし、私自身は出会っていないので、ここではAIR草紙を用いて、シミュレーションを行なってみる。

初めに、佐々木直次郎訳の「盗まれた手紙」の底本の扉裏のスキャン画像は、次のようである。

図2 「盗まれた手紙」 扉裏 スキャン画像

このようなレイアウトになっているエピグラムを、リフローな画面でどう処理してくれれば、違和感なく見れるかを考えてみた。「盗まれた手紙」が収められている新潮文庫『モルグ街の殺人事件』は84版では本文字詰めは43文字、扉裏にあるエピグラムは本文より小さい活字で印刷されている。位置は、本文文字で数えて18字下げ、エピグラムの文章の文字数は長いほうが26字なので、次のように記述する。

●字下げと字詰めの組み合わせ
[#ここから18字下げ]
[#ここから26字詰め]
[#ここから1段階小さな文字]
Nil 〔sapientiae&〕 odiosius acumine nimio.
(叡智にとりてあまりに鋭敏すぎるほど忌むべきはなし)
[#ここで小さな文字終わり]
[#ここで字詰め終わり]
[#ここで字下げ終わり]
[#ここから36字下げ]
[#ここから5字詰め]
[#ここから1段階小さな文字]
セネカ(1)[#「(1)」は行右小書き]
[#ここで小さな文字終わり]
[#ここで字詰め終わり]
[#ここで字下げ終わり]

このテキストをAIR草紙で行長が43字にした画像が次の図の中央である。図の右側の本文のスキャン画像とほぼ同等であるといえよう。ところが、このまま画面サイズを小さくして、行長が28字にすると、図の左側のようになってしまう。特に「セネカ」の文字列が地に沿ってしまうことになる。

図3 底本とAIR草紙での2つのサイズの比較

いろいろな考え方があると思われるが、私は天からの字下げにしたときの字下げの字数は、行長が短くなれば、ずっと短くし、地からの字上げも2字か1字程度(ことによったら0字)にするのが良いと思う。

ということで、底本の1行43文字でのレイアウトのときと、1行28文字、22文字、18文字のときのレイアウトは、だいたいこんなものになれば良いだろうという案をAIR草紙でシュミレートしてみた。

AIR草紙でのシュミレート

図4 4つの字数でのシュミレート

数字は1行での文字数を数えるためにつけたもので1行目は本文の文字サイズでの字数、2行目がエピグラムを1段階小さな文字で表示したときの行数、エピグラムをおいた後の行の数字は、天からの字数、地からの字数の目印のためのものである。
そのあとの数字は、例えば本文43字、小さな字は50字のとき、天からの字下げは18字、エピグラムのブロックの字詰めは26文字で、地からの空きは3字ということを示している。

表にまとめると次のようになる。

Nil 〔sapientiae&〕 odiosius…
(叡智にとりてあまりに
セネカ
本文字数 小サイズ字数 天字下げ 字詰め 地字上げ 天字下げ 字詰め 地字上げ
43 50 18 26 3 36 5 3
28 32 4 23 2 22 5 2
22 25 3 18 1 16 5 1
18 20 1 16 1 12 5 1

本文字数に従って、天からの字下げ、字詰め、地からの字上げの数字を計算によって青空文庫ビューアが変更することができれば、こうしたエピグラムの違和感のない自動レイアウトもできるのではないだろうか。

4つの変数から、どんな場合でも、適切な数値が自動計算で求められるかどうかは分からない。いろいろな書籍のレイアウトをされている組版技術者、デザイナーであれば、既になんらかの計算式をお持ちかもしれない。また、Latexなどの関数としてあるのかもしれない。また、数学の得意な人であれば、なんらかの数式を導きだせるかもしれない。

佐々木直次郎訳の新潮文庫収録のポー作品には、ほかに6つの作品にエピグラムがあるので、次回にはシミュレートした数値を提供することにしたい。


高林陽一監督、逝去。
44

カテゴリー:未分類 | 投稿者:uematsu | 投稿日:2012年7月20日 |

僕の映画の師匠であった髙林陽一監督が祇園祭の始まりを待っていたかのように亡くなりました。正確には僕の映画の師匠のさらに師匠、大師匠にあたる存在です。映画の学校を卒業して、すぐに高林監督の『魂遊び〜彷徨〜』という自主映画の助監督をさせてもらいました。一時期、VHSで発売されていたのですが、いまは中古で高値がついています。僕が数年前にインタビューした記事の中でも「自分でも買わへんわな」というくらいに高くなっています。この映画は京都に住む顔師(芸妓の白化粧をする人)である奥山恵介を追ったもの。ただ、ドキュメンタリーではなく、あくまでフィクションで、彼が作っていた人形が主演する場面があったり、ドラマが始まったり、奔放なつくりかたをした映画でした。

この映画ができたとき、高林監督は「やりたいことはやり尽くした」と感じたそうです。そして、実際に20年近く映画を撮らずに沈黙することになります。「撮りたいものもないのに撮れというのは、酷なことだよ」と言う監督に純粋な映画人としての側面と奥様を亡くされてひとり暮らしをしている老監督の寂しさのようなものを感じました。

一緒にモナコ映画祭へもっていって監督賞を受賞した作品の予告編。

高林監督への僕のインタビュー
http://isana-ad.com/home/talk/0806_takabayashi/01.html


荷風「雨瀟瀟」について、もしくはうらみぶし
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カテゴリー:未分類 | 投稿者:米田 | 投稿日:2012年7月19日 |

こないだ岩波文庫の「雨瀟瀟・雪解 他七篇」が再版(? とは書かれてないけどおそらく)されて、というのはおそらくなんか見てみると、1987年という僕の生まれた記念すべき年その時に出版された版と、版を重ねた2012年の版面を見比べてみると微妙に版面が違う気がするので、おそらく1987年の時点ではきっとデジタルでなかったか、デジタルだったとしても生煮えのデジタル版面だった為に、テキストはそのままにレイアウトを微妙に変えたバージョンを改めて重版したのだというのが僕の読みなのですが、ともかく。
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見本市(つぶやき)
41

カテゴリー:未分類 | 投稿者:code zip | 投稿日:2012年7月4日 |

電子書籍の見本市が開かれました。

あちらこちらのマスメディアで華やかに取り上げられていますがそれほどバラ色にかがやいている市場なんでしょうか?自分には判断しかねます。しかし、使ってみれば便利であると感じるんだろうと容易に想像はつきます。でも、この電子書籍はまだまだ過渡期で完成系が出るまでには時間がかかるだろうなと思っている。

もしかしたら完成系はPC,スマホ、ナビなどの他の製品との統合系に成るのかもしれないですね。

ここにいたって青空文庫の行方はと考えると、ちょっと想像がつきにくいです。これらの電子書籍にて青空文庫の利用ができるのか否か?これだけ世間に広まっていれば電子書籍も無視できないだろうとは思う。でも先行きは明るい?

青空文庫の発展は願うけど、各社も利益を上げるために厳しいところをついてきそうで、私たちもそれに対抗(?)対応(!)していかなければいけないのでしょうね。しばらく活動していない浦島状態の自分が書くと単なるガセになりそうだけど、ここ数年の動き見てるとちょっと憂慮してしまう。杞憂に終わってほしいと思ってはいる。

動きの速いこの頃の電子機器の動きについて行くだけのスピーディーさが青空文庫にあるのかと考えると未知数かなとも感じてしまうこの頃です。

願いは多くの人に受け入れられて発展していくことを願ってはいるのだけれど。

そういえば週末はOFF会ですね。この、イベントに合わせての集まりでもあるようですので盛会であることを願っています。

 

 


翻訳連載再び/ルイス・キャロル『アリスの地底めぐり』(仮題)予告
40

カテゴリー:未分類 | 投稿者:OKUBO Yu | 投稿日: |

どうもこんにちは、大久保ゆうです。

新aozorablogから読者になった方はご存じないかもしれませんが、青空文庫版 Le Petit Prince は(草稿が)旧aozorablogで週1連載されていました。1章ずつこつこつ訳して出して直して、を繰り返しながらやっているうちにあとから色んなことが起こっていたのですが、詳細についてはここでは触れません。

とにもかくにも、aozorablogが復活したということでもありますので、またあれを始めたく思うわけです。

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校正について具体例について言及することについて
39

カテゴリー:未分類 | 投稿者:米田 | 投稿日:2012年7月2日 |

校正について具体例について言及することについて僕は躊躇いがあります、というのは、ある具体的な作業員の名の乗っているテキストに、明らかな間違いのある状態があったことを、衆目に晒しても良いものかどうか、ということです。
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青空文庫’12/04月-’12/05月の月間アクセス増分析
36

カテゴリー:未分類 | 投稿者:POKEPEEK2011 | 投稿日:2012年6月9日 |

■XHTML版’12/5月度アクセス増率ランキング

’12/05月のXHTML版のアクセスランキングでは、4月の芥川竜之介「谷崎潤一郎氏」の圧倒的なアクセス数にはやや劣るけれども13,506のアクセス数を葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」が得たことが特徴だ。芥川竜之介「谷崎潤一郎氏」とは違って、もともとそれなりのアクセス数のある作品なので、アクセス増率では22位の1126%増である。

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