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XHTML版とテキスト版では、アクセスされる作品がかなり異なるということは、これまでも何回も書いているけれども、2012年-2013年のアクセス増率でも同じである。
その中で、堀辰雄「風立ちぬ」「菜穂子」、織田 作之助「夫婦善哉」が共通してランクインしているのは、映画・テレビの影響である。テキスト版の「レ・ミゼラブル」も同じく映画の影響だが、こうした長編はXHTML版ではちょっと読みづらいのであろう。
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XHTML版とテキスト版では、アクセスされる作品がかなり異なるということは、これまでも何回も書いているけれども、2012年-2013年のアクセス増率でも同じである。
その中で、堀辰雄「風立ちぬ」「菜穂子」、織田 作之助「夫婦善哉」が共通してランクインしているのは、映画・テレビの影響である。テキスト版の「レ・ミゼラブル」も同じく映画の影響だが、こうした長編はXHTML版ではちょっと読みづらいのであろう。
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2012年-2013年の年間アクセス増分析を行うにあたって、今回はまず2013年新規公開作品のXHTML版・テキスト版の一日あたりのアクセス数のランキングを紹介する。
2013年度新規公開作品で500位ランキングに入ったのはXHTML版で31作品、テキスト版で56作品と、2011年度、2012年度と比べて圧倒的に多い(2011年度:XHTML版8作品、テキスト版9作品、2011年度:XHTML版10作品、テキスト版10作品)。2013年度の新規公開作品数は646であったから、500位までのランクイン率はXHTML版4.8%、テキスト版8.7%となり、こちらの割合は2011年度、2012年度と比べてもはるかに高い(2011年度:1137作品公開、ランクイン率XHTML版0.7%、テキスト版0.8%、2012年度:730作品公開、ランクイン率XHTML版1.4%、テキスト版1.4%)
ランキング表を見ていただければ一目で分かるが、これは吉川英治作品の人気が高かったことによる。ランキングから言えば、2013年は吉川英治イヤーと言える。
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12月のアクセス増は特に特徴がないように思える。しいてあげればXHTML版に季節ものと言える作品がランクインしていることであろうか。なかでも11月ランク外の太宰治「十二月八日」がXHTML版アクセス増率ランキング1位になったのは注目に値する。2010年以降、「十二月八日」が500位内に入っているのは、’10/08(222)、’10/12(293)、’11/12(2515)、’12/08(231)、’12/12(282)、’13/08(284)、’13/12(2612)である。2012年と2011年、2013年とでは、違う政治状況・世界情勢であることを示しているのかもしれない。
今朝ネットニュースを読んでいたら、面白い記事に当たった。「天使に翼はない カトリック天使学者の話 」
ラバトーリ神父は天使の「再流行」のためには一般的に広まった天使のイメージは必要だったと認めるものの、クリスマスシーズンに天使のイメージがちまたにあふれかえることには否定的だ。「ある程度は容認できるとしても、あれは真の天使の姿ではないことを知っておくべきだ。天使は翼をもっていないし子どもでもない」
吉川英治作品の新規公開が少なくなったので、アクセス増もやや落ち着いた印象を受ける。映画・テレビ作品の上映に伴う関連作品のアクセス増、社会的な事件に関連してのアクセス増があり、もう一方では原因のつかめないアクセス増もある。
前者は、例えば高畑勲監督作品の映画「かぐや姫の物語」の上映に伴う和田万吉「竹取物語」、山本太郎参議院議員の直訴事件に関連する田中正造「直訴状」のアクセス増である。
後者は菊池寛「アラビヤンナイト」、島崎藤村「夜明け前」のアクセス増である。こちらは、いつものように筆者の狭い見聞や検索で原因が分からないというだけで、なんらかのきっかけはあるのだろう。
このコーナーは、青空文庫のアクセスランキングで、前の月の新規公開作品の1日当たりアクセス数(200超過アクセス/日)と、前々月から前月へのアクセス増率の2つのランキングを作成して、公開するというものである。
表計算ソフトで計算し、ソートして結果を得ているだけなのだが、時々びっくりするような結果が出ることがある。今月の結果で驚いたのは、テキスト版アクセス増ランキングの15位までのうち14位を吉川英治作品が占めたことである。掲載する表には収められなかったが、40位までの実に36作品を吉川英治作品が占めている。
一方、XHTML版のアクセス増率ランキングでは、その傾向は全く見られない。特に「私本太平記」はランキングの中に入っていないのである。
おおっと1回休みしてしまいましたがマンガ雑誌「月刊ヤングエース」(角川書店刊)に好評連載中『文豪ストレイドッグス』(原作:朝霧カフカ/作画:春河35)にかこつけて青空文庫で遊んでみるコーナーがふたたび帰って参りました!
12月号ではマフィアとの戦いがクライマックス! 異能力〈羅生門〉を駆使する芥川龍之介に、我らが中島敦くんはどう戦うのか! という盛り上がりでございますが、せっかくなので私も青空文庫の芥川龍之介さんと中島敦くんを戦わせてみましたっ。
今月は、アクセス増としては特別に大きな話題はなかったようだ。新規公開作品では、期待にそぐわず吉川英治の『三国志』が特にテキスト版で大きなアクセス数を出している。詳しい分析はしていないが、『宮本武蔵』『私本 太平記』より多いようだ。
どうもいつもより遅れましてこんにちは、マンガ雑誌「月刊ヤングエース」(角川書店刊)に好評連載中『文豪ストレイドッグス』(原作:朝霧カフカ/作画:春河35)の応援を今月は忘れていたわけではございませんよ、少しばかり忙しかっただけなのです。
今月は太宰との〈あのエピソード〉がtwitterで広まってしまった詩人・中原中也を元にしたキャラが登場、2巻の太宰のキャラ紹介では先行して「嫌いなもの:中原中也」と書かれておりましたが、しかしどうやら関係性は史実とはちょっぴり違うようなので気になるお方、詳しくは発売中のヤングエース本誌まで!