■XHTML版4月度アクセス増率ランキング
’12/04のXHTML版のアクセスランキングでの話題は、なんと言っても、ランキング1位の芥川竜之介「谷崎潤一郎氏」が66,362というアクセス数を得たことだった。1作品がこのようなアクセス数を得た初めてのようだ。
アクセス増率でも、順位こそ5位だが、アクセス増率27783%(今月から%表示にした)と新規公開作品の上位と同等の値を示している。3月はランク外なので、ここでは501位として、アクセス数が238あったこととして計算しているが、先月のアクセス数が174以下であれば、TOPだったということになる。
芥川竜之介「谷崎潤一郎氏」のこの突然のアクセス増は、Ceron.jpやはてなブックマークで話題になったためと推測されます。Ceron.jpやはてなブックマークからはXHTML版が直接アクセスされるようになっているので、それが積もり積もって、6万を超すアクセスになったと思われる。ちなみに、テキスト版での4月度のアクセス数は195だった。
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青空文庫のアクセス数が増えていると報道されていますが、最近のアクセス・ランキング500位までの数字を見ていて、あまり変わりがないのではという感想でした。また、朝日新聞の文化面記事(’12/01/23)、 NHK Eテレビの「中高年のためのらくらくデジタル塾」での青空文庫の放映(’12/03/06)でアクセス数がUPしたかどうかを確かめることができるかどうかを見てみたかったので、ちょっと計算して、グラフに描いてみました。
もう何年も前のこと、はじめて訪ねた友人の家で、不思議なものをごちそうになった。ざるにこんもりと盛られたそれは細くて茶色いものの集合体だった。さあ、食べてみて、これが何だかあててごらんなさい、と言われて数本を手にとる。
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こんばんは。米田です。
最初の投稿からハヤ一月近く経とうとしています。あの調子を引き継いで、次の記事を書きかけたのですが、諸事情によりとどこーっています。その前に例の富田氏と、ツイッター上で「こういうことについて、書いてみませんか」みたいなやりとりがあって、なんていうか、青空文庫と関係あるようなないような微妙な文章をダラダラ書くのより、せっかくそんな「書いて下さい」ってゆって下さってる用件があるなら、そっち優先だろ常識的に考えて、というわけで、その二つについて、前のからちょっと飛ばして書こうと思います。
まず「チェーホフの手帖」について。
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XHTML版に続いてテキスト版のアクセスランキング500から、12/02-12/03のアクセス増率ランキング、単純アクセス増ランキングをそれぞれ20位まで。
■青空文庫テキスト版の2012/02月-03月の月間アクセス増率ベスト20:
3月公開の作品は7、8、9、14位と中間の位置しか占めていないのが特徴。
定番の作品の方は、夏目漱石関連の作品が多いような気がする。
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毎月発表される青空文庫アクセスランキング(XHTML版、テキスト版)を見ていて、ふとオリコンの赤丸急上昇のようなものはできないかと思って、アクセスランキングの増加率の大きい作品をピックアップして、ツイッターにアップしてきました。aozorablogに招待されましたので、こちらにもアップします。
twitterではTwitpicで表計算ソフトの画像をアップしています。aozorablogでは、HTMLタグが使えることが分かりましたので、HTMLのTABLEを使ってみます。コピー&ペーストもできるようになります。
表の部分だけフォントを小さくできれば良いのですが、今のところその手段が分かりませんので、画像版と同じ列数だと画面をはみ出る大きな表が表示されてしまいます。それで、ここでは画像版から列を省略した形で表示することにしました。
まず、XHTML版のアクセスランキングからアクセス増率という指標でのランキングを載せます。
アクセス増率は、2012年3月のランキングであれば、(03月のアクセス数-02月のアクセス数)/02月のアクセス数の比率で計算しています。比率の計算にしているので、0で割ることのないよう、03月新規公開の作品は02月のアクセス数を1としています。02月がランク外の作品は、02月のアクセス数を500位のアクセス数-1として計算することにしています。
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底本とコンピュータさえあれば、青空文庫の作業は始められる。だけど、他にいろいろと機材があるとかなり便利。ということで、入力、校正に活躍するOCR関連の機材を紹介します。
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夏を涼しくすごすのは、冬あたたかくというのより、いろんな工夫がいる。今は夏でも冬でもできるだけ外界を遮断した部屋でエアコンをオンにすれば、とりあえず涼しくもなりあたたかくもなる。けれども、外の世界をむりやり無関係にすることで成立しているその涼しさといいあたたかさといい、それほど快適なものとは言えない。
こどものころに暮らしていた家は木造平屋で、あちこちすきま風が通りぬけていた。ごはんのあとに食卓で父が吸う煙草の煙はまっすぐにのぼってはいかれず、いつも斜めにたなびくのだった。長谷川時雨の『旧聞日本橋』を拾い読みしていて、そんなことも思い出した。
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とりあえず、自己紹介から。
おおかたの人は、はじめましてだろうと思います。米田と申す者です。
青空文庫工作員として、いろんな作品の入力や校正に当たらせてもらってます……だけだと、なんらプロフィールと変わらないので、大雑把に、なんでこんなことをはじめたのか、動機やら、なんやら、そもそも、なんで僕のようなアオニ才が、青空ブログに書くことになったのか(っていうか、ぶっちゃけこの「青空ブログ」の再開をセッツいた原因が自分にあるっぽい)、などについて、プチプチと書いていこうと思います。
とりあえず、最近のことに当たるので、なんでこの欄を書くことになったのか、について。
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